出版不況だけじゃなかった。ルアー釣り雑誌休刊の理由
『CBCラジオ #プラス!』の金曜日に放送されている1コーナーが「新聞ピックアップ」。1週間の新聞記事の中から、竹地祐治アナウンサーが気になるものをピックアップし、記事からどのようなことがわかるのかを解説しています。ここでは7月10日の放送で紹介した記事のうち、2つを紹介します。聞き手はフリーアナウンサーの天野なな実です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くおなじみの漢方が認知症抑制に効果あり?
ひとつ目は中日新聞の1面に記載された「漢方薬『八味地黄丸』認知症抑制へ注目」という記事。
岐阜県飛騨市と富山大学は昔から足腰の痛みなどに用いられてきた漢方薬、八味地黄丸が認知機能の悪化を抑える効果があるのではないかとして、来月に臨床研究を行うそうで、うまくいくと新たな治療が期待できそうです。
認知症患者は増えてきており大きな社会問題となっていますが、既存の新薬はかなり高額で副作用の懸念もあります。
ふるさと納税を活用したクラウドファンディングなどで資金を募り、研究に取り組んでいくとのことです。
あの家康も愛飲していた
漢方薬は長年研究されてきたものですが、実は歴史上の有名な人物が漢方好きだったことが知られています。
それが江戸幕府を開いた徳川家康。
家康は自分でさまざまな薬草を乾かし、それを砕いて粉末し調合するほど研究熱心だったそう。自分で作った漢方を部下や家族に配っていたぐらいで、八味地黄丸も愛飲していたそうです。
家康が長生きだったのは漢方好きだったこともあるのかもしれませんが、これが認知症の悪化を抑えるのに役立てば、うれしいニュースですね。
ルアー釣り雑誌が休刊
続いて竹地が紹介した記事は、朝日新聞が6日に伝えたもので「ルアー釣り雑誌休刊、気候変動の影 相次ぐ水害、高い水温 ルポ『困難に』」というもの。
1997年に創刊した『Gijie(ギジー)」という雑誌で、4月に定期刊行を終えて休刊すると誌面で明らかにしました。
ここのところ出版不況が叫ばれていますが、理由はそれだけではありません。
休刊を決定的に意識されたきっかけは、2023年9月に秋田県の川へ取材に行こうとしたこと。
標高500mを超えるような高地にもかかわらず、気温は30度を超え、水温もこれまで経験したことがないぐらい高かったそう。
冷たい水を好むイワナやヤマメなどにとって適した水温は13度前後。
これが20度を超えるとエサを食べなくなり弱ってしまうことで、小さくなってしまいます。
異常気象が多くの分野で影響
気候変動による影響は、異常気象による暑さや水害はもちろんのこと、趣味の分野にまで影響を及ぼしてしまうことがよくわかります。
環境問題に取り組む必要性がますます高まっていると思い知らされます。
このコーナーの前に、番組では紙オムツのリサイクルについても取りあげましたが、竹地は「使用済みのオムツなんかもリサイクルしながら、なんとか環境を守るような手立てなどを考えていかなきゃいけない」とあらためてまとめました。
(岡本)
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