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「名ニ環」の脇に佇む“謎の地下道”を解明!造られた目的と閉鎖されたワケとは

「名ニ環」の脇に佇む“謎の地下道”を解明!造られた目的と閉鎖されたワケとは
CBCテレビ『道との遭遇』

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道を紹介。今回は、視聴者から番組に寄せられた、愛知県にある“調査してほしい道”の解明に挑みました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

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【動画】閉鎖されてから約30年…地図になくどこへ繋がるかも不明。“謎の地下道”の正体はこちら【19分13秒~】

横断歩道があるのになぜ造られた?「名ニ環」の脇に佇む“謎の地下道”

CBCテレビ『道との遭遇』

愛知県名古屋市の外側をぐるりと結び、東名・名神などの主要高速をつなぐ環状道路「名古屋第二環状自動車道」、通称「名二環(めいにかん)」。2021年に全線開通しました。多くの区間で国道302号と並行し、名古屋都市圏の物流と移動を支える大動脈として機能しています。

CBCテレビ『道との遭遇』

そんな名二環と川が交差する清洲JCTの近くに、“謎の地下道”が存在。名二環の下を走る国道302号へ移動すると、道路脇に地下道へと続く構造物が姿を現します。

CBCテレビ『道との遭遇』

入口は封鎖されており、中を覗くと看板には「平成10年6月25日以降閉鎖」の文言が。地図にはその存在すら記されておらず、鬱蒼とした木々の中にひっそりと佇み、異質な雰囲気を漂わせています。

CBCテレビ『道との遭遇』

国道302号を挟んだ北側にも同じように、地下道へと続く構造物が存在。どちらの構造物にも「浮野 地下横断歩道」の銘板があり、南北を結ぶ地下道と繋がっている様子。しかし、南に設置されたものとは若干雰囲気が異なり、北側にある構造物はより厳重に封鎖されています。

閉鎖から約30年が経過しようとしているこの地下道は、「地下道だけを後から造るのは大変なので、おそらく302号を造る都市計画の中に、この地下道まで入っていたと思う。302号ができた年から考えると、この地下道が機能していた期間はわずか10年。その後、何らかの理由で封鎖されたことになる」と道マニア。

CBCテレビ『道との遭遇』

また、100mほど東に横断歩道があるのに、なぜ地下道が造られたのかも不明。「計画の段階では、地下道の方が危なくないと考えたかもしれないが、実際に使う人は地下道まで行くより横断歩道を使った方が便利と考えていたのかもしれない」と道マニアは言います。

子どもたちの安全を願って誕生した通学路のはずが…

CBCテレビ『道との遭遇』

近隣の住民によると、地下道の正体は地域の子どもたちを学校へ通わせるために造られた通学用の地下道だったことが判明。地上の横断歩道は交通量が多く危険だったため、住民が建設省に要望し、国道302号と同時期に子どもたちの安全な通学路として造られました。

CBCテレビ『道との遭遇』

しかし、地下道は中学生などの溜まり場になり、大人数で騒いだり防犯ブザーを鳴らしたりと騒音が絶えなかったよう。近くの工場で働いていた人の中には、防犯ブザーが鳴るたびに地下道に駆け付けていた人もいたそう。

CBCテレビ『道との遭遇』

また、夜間に女性や子どもが通るには危険だという声もあり、住民たちの要望によりたった10年で閉鎖されることに。南側にある中学校への通学路として使われるのを防止し、生徒による損壊を未然に防ぐため、北側はより厳重に封鎖されました。

CBCテレビ『道との遭遇』

子どもたちの安全を願う住民の声によって誕生した地下道。しかし、その目的はいつしか忘れられ、皮肉にも子どもたちの迷惑行為によって、わずか10年で役目を終えてしまった悲しい道だったのです。 

CBCテレビ「道との遭遇」2026年7月7日(火)午後11時56分放送より

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