富士山、山梨・静岡が13年ぶり同時に山開き
富士山の山梨県側・吉田ルートと、静岡県側・須走ルートが7月1日に山開きを迎えました。7月2日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、ジャーナリストの北辻利寿さんに、両県の日程が13年ぶりにそろった理由や、2年目となった入山料をめぐる受け止めについて伺いました。
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富士山の登山道は、山梨県側の吉田ルートと、静岡県側の須走・御殿場・富士宮の3ルートに分かれています。
静岡県側はこの3つとも例年7月10日に山開きを迎えますが、今年は須走ルートだけが前倒しされ、7月1日に山開きしました。これにより山梨・静岡が同じ日に山開きを迎えるのは、2013年以来13年ぶりとなります。
閉山される9月10日までのおよそ2か月間で、およそ20万人の登山者が山頂を目指します。
任意だった1,000円から
入山料の支払いは、キャッシュレス決済で行なえるようになりました。
この4,000円という入山料が妥当なのかどうかについて、朝日新聞や毎日新聞などは登山客の意見も交えて取り上げています。国立公園などの入山料や入園料と比べても、富士山の4,000円は際立って高い金額です。
かつて富士山の入山料は長く1,000円で、それも登山者本人の意思で支払うものでした。義務ではなかったこの金額が去年から4,000円と定められ、今年で2年目を迎えます。
昨年は山梨県側が先に山開きを迎え、静岡県側とは日程が10日間ほどずれていました。そのため山梨県側から登っても、静岡県側に下山できずに戸惑う登山客もいたといいます。
背景にある安全確保
北辻「これで1つの山で2つのルールというのは解消されて、1つの山で1つのルールになるので、それはいいとは思います。4,000円という金額も一緒ですから、さらにルールがわかりやすくなったなという年だと思いますね」
宮部「テーマパークではないので、ご安全にですし、そこを管理して守るためにはお金がもちろん必要ということですね」
4,000円の入山料を取るようになってから、軽装での登山にブレーキがかかったといいます。
気軽に登って遭難する人もいたため、こうした軽装の登山が抑えられました。あわせて午後2時以降の入場が規制されるため、夜通しで歩くいわゆる弾丸登山もできなくなります。
北辻「この背景っていうのは、やっぱり安全面ですよね。安全面を確保したいということがあると思います」
富士山には国内だけでなく、海外からも多くの登山者が訪れます。ルールをわかりやすく整えることは、そうした外国人観光客を守ることにもつながります。
世界文化遺産の富士山。両県の山開きが同じ日にそろい、今年もおよそ2か月の夏山シーズンが始まりました。
(minto)
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