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昭和101年、デジタルからアナログ文化に戻ってきた?

昭和101年、デジタルからアナログ文化に戻ってきた?

昭和の時代に喫茶店の机の上でよく見かけたルーレット式おみくじ器が、令和の今でもブームになっているとITmediaビジネスオンラインなどが報じています。2025年にはコロナ前の2倍の年間出荷台数を記録。もともと1983年(昭和58年)から製造されていますが、40年以上本体の基本設計を変えておらず、料金も100円のままとのことです。3月26日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーが、最近の昭和レトロブームについてトークを展開しました。

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まだあった、ルーレット式おみくじ器

ルーレット式おみくじ器のしくみですが、12星座が書かれたコインの投入口から100円玉を入れてレバーを引くと、小さなおみくじが出てきます。

レバーを引くと同時に上部にあるルーレットが回るのですが、これは特におみくじの結果とはまったく関係なく、何のためにあるのかよくわかりません。

単におみくじが出るだけよりも、見た目に楽しそうに見えるのかもしれません。

これが緑色のクリームソーダやナポリタン、銀色の皿に乗ったカレーライスなどを提供するレトロな純喫茶とマッチし、再び人気を呼んでいるようです。

料金もおみくじの中身も40年以上そのまま

ルーレット式おみくじ器を唯一製作しているのが、岩手県にある金属加工会社の北多摩製作所。

今や方々で物価高が叫ばれていますが、料金が100円のまま変えられないのは、100円玉1枚から料金を変えると、機器のしくみを大がかりに変えなければならず、製造コストがかけられないという事情もあるようです。

また、おみくじの中身は50種類で、こちらも40年以上前から変わっていないのですが、これができるのは書かれている中身が普遍的なものであるため。

健康運は「疲れやすい」、金運は「貸し借りは厳禁」といったような文面になっているため、今でも通用するというわけです。

これがラッキースイーツがマリトッツォなどと書かれていると、10年後にこのおみくじを引いた時に「これ何?」ということにもなりかねません。

アナログ感覚が楽しい?

デジタル化やスマート家電が進んできた反動からか、ルーレットおみくじに限らず、時代に逆行したようなグッズが他にも現れてきています。

ガラケーとは違ってスマホはどれも同じような形をしていますが、近頃は折りたたみスマホが登場し、形がガラケーに近づきつつあります。

ポケットに入れやすく、メイン画面が内側で守られていることで安心感が得られるのかもしれません。

また、音楽を聴く方法も今やスマホが一般的ですが、Bluetooth対応ながらもウォークマンのような形の機械が若者の間で人気。

音楽を再生する際に画面をタップするのではなく、物理ボタンを押すという押し心地が良いのだそうです。

また、缶入りではなく瓶入り飲料も人気で、わざわざ栓抜きで開ける手間や、ラムネの瓶のビー玉を押して落とす行為がアトラクション化しているそうです。

完全に昔に戻ると不便かもしれませんが、便利を追求した結果、逆にわざわざ不便なことをしたくなるというのは面白い現象ですね。
(岡本)
 

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