「試食も取ってもらえなかった」石原紳伍さんが語る、アムール11年
2月11日放送の『CBCラジオ #プラス!』は永岡歩アナウンサーと三浦優奈が、バレンタイン特集を展開。現在、ジェイアール名古屋タカシマヤで開催中の「アムール・デュ・ショコラ」に出店している「MAISON CACAO」のカカオディレクター、石原紳伍さんをゲストに迎え、自身の夢や独特の出展方法について伺います。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く小学生に伝えた夢
永岡は石原さんについて、「チョコレートに対する思いや信念がめちゃくちゃ明確で、嘘がない」と信頼を寄せる存在だと紹介。
生産者のもとへ自ら足を運び、カカオだけでなく、合わせるフルーツや酒まで自分の目で確かめる姿勢を「信用できる」と語りました。
そんな石原さんは先日、名古屋市西区の城西小学校で講演を行ない、動物性食材を使用していないヴィーガンチョコレートを全校児童約500人に配ったとのこと。
講演では自身の夢について語ったといいます。
そこでは石原さんはパイロットになることが夢だったと明かしました。
その理由については、世界中の景色や食、音楽、文化に触れたいという思いがあったから。
「パイロットにはなれていないけど、同じことができています」と語り、こどもたちには夢を持つことの大切さを伝えました。
さらにこう加えたそうです。
「信念を持つこと、感謝の気持ちを持つこと、家族や仲間を大切にすること。この3つが揃っていれば、きっと素敵な人に出会える」
今の石原さんの活躍には、この3つが大きな影響を与えていたのかもしれません。
今年でアムール11年目
MAISON CACAOは、アムール・デュ・ショコラに今年で11回目の出店となります。
石原さんは「デビューはほんとに何もないブランドだった」と振り返り、「試食すら取ってもらえなかった」と当時の苦労を明かしました。
しかし、会場で来場者一人ひとりに思いを伝え続けた結果、少しずつファンが増加。
5年目頃からメディアにも取り上げられるようになったといいます。
イベントが約1か月間という長期間にわたることについて石原さんは、「その期間がないと本質的なことを伝えていけない」と説明。
生産者から始まる“情熱のリレー”を背景ごと届けるには、何度も足を運んでもらう時間が必要だと語りました。
永岡は、アムール・デュ・ショコラが49億円規模のイベントへと成長した理由について分析しました。
永岡「1か月の間に出会いがあり、取捨選択があって、もう一度、さらには来年もというファンが増えていくから」
三浦も「毎日行く人もいれば、毎週決まった曜日に行く人もいる。1か月という単位が必要なんだと思います」とうなずきました。
1組に1人のプレゼンター
MAISON CACAOの販売スタイルも特徴的です。
ブースでは1組に1人のプレゼンターが付き、商品を丁寧に案内します。
永岡は「独占ラジオショッピングみたい」と表現しました。
スタッフ全員がブランドを深く理解し、自分の言葉で魅力を伝えることで、客は納得して商品を選ぶことが可能。
その体験が記憶に残り、翌年以降の来店にもつながっているといいます。
三浦は「そうやって買った思い出が残っていく」と話し、接客そのものが価値になっている点に注目しました。
近年は“推し活”的な楽しみ方も見られますが、永岡は「本質的にはチョコレートに対しての推し活でないと本末転倒になりがち」と指摘。
その上で、サインや写真対応もしながら、あくまで主役はショコラであるという立ち位置を守る石原さんの姿勢を「プロフェッショナル」と評しました。
バレンタインの熱気に包まれる会場。
その裏側には、長年積み重ねてきた情熱と対話の時間がありました。
(ランチョンマット先輩)
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