上沼恵美子「ドラマは序の口」壮絶すぎた嫁姑バトルを語る
2月11日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、ゲストの上沼恵美子さんが、姑との壮絶な嫁姑バトルの数々を語りました。当時テレビディレクターだった上沼真平氏に一目ぼれし、22歳で結婚した上沼さん。大恋愛の末に飛び込んだ結婚生活でしたが、待っていたのは想像を超える姑との戦いの日々でした。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く「気絶したわ!」姑の大反対
夫の実家は信州の教育者一家。姑は当時漫才師だった上沼さんとの結婚に大反対でした。
結婚してこどもが生まれた後になっても、姑は「ちょうど(上沼さんが)テレビで漫才やってたのね。しんちゃん(真平氏)が『お袋、僕この人と付き合ってるんだ』って言った時、私気絶したわ!」と当時の衝撃を振り返っていたそうです。
上沼「気絶なんかしてないと思うの。そないね、簡単に人間気絶なんかできへんのよ。よう話盛るなと思ってね」
漫才の世界でいろいろな人にいびられていたという上沼さんでしたが、結婚してからは姑のいびりが始まったといいます。
上沼「ドラマで見る嫁姑、あんなよりもっとすごいですよ、現実は」
嫁に見せた「お見合い写真」
姑のいびりの中でも強烈だったのが、お見合い写真のエピソードです。
当時、姑から「こどものおしめは布じゃないとダメなのよ、恵美子さん」と言われていた上沼さん。すでにパンパースはあったものの、実家の母に送ってもらった浴衣の生地などで布おむつを用意していました。
ある日、おしめのしわをパンパンと伸ばしながら畳んでいる上沼さんに姑が「面白いもん見せてあげる」と近づいてきました。差し出されたのは、なんと夫のお見合い写真でした。
姑は振袖を着た綺麗な女性の写真を3枚ほど、「お綺麗な人でしょ」「この人はね、奈良女子大」と一枚一枚見せてきたのです。
孫の顔も見ているのに、嫁がおむつを洗って畳んでいる横でそんなことをする。「典型的ないびりでしょ」と上沼さんは振り返ります。
「浅はかやねん」夫への苦言
晩年、認知症になる前の姑に「お母さん、ひどいことしたんですよ。覚えてますか?」と問いただしたところ、「んーなこともあったかしら」と、とぼけられてしまったそうです。
重ねて「今考えたらえらいいびりですよね、あんなんしたらあかんのよ」と伝えると、「面白いと思って。恵美子さんが笑うと思って」と姑。上沼さんは「笑えるか!」と心の中で思っていました。
上沼「いびられた内容、ほとんど言いました。すごいもん。そんなドラマなんてもんじゃない。ドラマは本当、序の口よ」
姑との同居は2年で限界を迎えます。
上沼「夫がね、浅はかやねん。『俺のお袋に限ってそんなことない』って言いました」
お義母さんは確かに上品できれいな人だったので、夫はそう思い込んでいたといいます。
上沼「そんなの関係ないんですよ。そのポジションがいびらせるというか。すさまじかったですよ」
「ミルクはダメなのよ」
北野が「あの話好きです」とリクエストしたのは、牛乳にまつわるエピソードです。
交際中のデートで夫がマカロニグラタンが好きだと知っていた上沼さんは、結婚後にレシピをマスターして夫にふるまおうとしました。ところが姑は「私は大好物やけど、しんちゃんは無理やわ。違うのを作ってあげなさい」と待ったをかけます。
上沼さんが「いえ、大丈夫なんです。デートした時に、ふたりで笑いながら食べましたから」と伝えても、姑は譲りません。
「私が育てた子ですから。ミルクはダメなのよ。何か作ってあげて!」
22時半頃、何も知らない夫が帰宅。上沼さんは「ごめんなさいねー、しんちゃん。今日ねーマカロニグラタンにしてしまったんだけどー、食べる?」と切り出しました。
すると夫は「おお、グラタン!ありがたいな、楽しみだな、早く焼いて」とご機嫌な様子。
「わかりましたー!」と、嬉々としてグラタン皿をオーブンに入れる上沼さんを見て、姑は猫背で泣きそうな顔をしながら階段を上がっていったといいます。
心の中で「はん、やったわい!」とガッツポーズ。何も知らない夫は「熱々は美味しいな、やっぱり」と無邪気に食べていたそうです。
上沼「そういう戦いはなんぼでもありましたよ」
「姑の存在っているやろか」
自身も姑になった今、「姑の存在っているやろか」と感じているという上沼さん。自分のエリアに嫁が入ってくれば、違うことをされた時に口を出したくなる。それがわかっているからこそ、息子のお嫁さんは家に絶対上がらせないといいます。
会う時は大阪の高級ホテルのレストランで。食事が終われば息子夫婦はそのまま1泊10万円のホテルに泊まらせ、自分は「チャオ」と帰っていくスタイルだそうです。
姑にやられた分、やり返すだろうと周囲は思っているそうですが、上沼さんはきっぱり否定します。
上沼「『上沼さんのことだからいびるやろな、怖いやろな、あのおばちゃん』って。全然やねん。私自分でも見事やなと思ってる」
上沼さんは、嫁が姑を「お義母さん」と呼ぶことにも疑問を感じていたといいます。
上沼「産んでも育ててももらってない人に、思い出もない人に、なんで急にお義母さんやねん」
いま思えば「浜子さん」や「浜ちゃん」と名前で呼べばよかったと振り返りました。
(minto)
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