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「応援ソング」の数々に、つボイノリオが落ち込む理由

「応援ソング」の数々に、つボイノリオが落ち込む理由

いつの世も、音楽は人々と共にあるものです。曲に癒され、歌詞に共感し、我々の人生に寄り添ってくれるのが音楽。嬉しい時も、悲しい時も、失恋した時も、そして元気がない時も。2月11日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は「元気になれる歌特集」と題して、リスナーから「自分はこれを聞くと元気が出る!」という曲を募集しました。それぞれの思い出と共にリクエストが寄せられ、時代もテイストも様々な応援ソングが寄せられますが、どうやらつボイノリオには苦い思い出が残る曲もあったようです。

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95年の名曲

つボイ「人生、つらい事もいろいろありますよね。病気をしたり、人間関係に悩んだり。でもシュンとしてばかりはいられないですよね」

そんな時に勇気を貰える曲や、自分を鼓舞させる歌が皆さんにもあるのではないでしょうか。

最初のリクエストは「ウルフルズ」の「ガッツだぜ!!」。1995年に発売されたこの曲は、応援ソングの金字塔。タイトルを冠した「ガッツだぜ」のキャッチーなサビは、聞いているだけで不思議と前向きになれる名曲です。

「この曲がリリースされたころ、職場の人間関係で悩んでいたり、付き合っていた彼と別れたりでうまくいかないことだらけの毎日でした。そんな時にこの曲のミュージックビデオを見て、久しぶりにくすっと笑えたのです。この曲に元気を貰えたんだと思います。
そういえば友達は、出産のときに分娩室のBGMでこの曲がかかっていたそうで、『ガッツだぜ!!』に励まされたと言っていました」(Aさん)

つボイ「元気が出ますよね」

アップテンポな曲調とストレートな歌詞が、年代や性別を問わず人々の心を動かしているようです。

元気がなくなる歌

小高「私もこれ、すごく印象に残っている曲です」

そう言って話し始めたのは、小高がつボイの取材に付き添って東京へ行った時のこと。

小高「その時ちょうど『金太の大冒険』を出した直後だったんですよ。せっかく東京に来るならぜひ来てくださいと連絡があって、販売元の東芝EMIさんの本社に遊びに行ったんです」

大手レコード会社の東芝EMIは「金太の大冒険」、ベストアルバム『あっ超ー』の再販元で、「ガッツだぜ‼」の販売元でもあります。つボイは新幹線に乗る前からふんぞり返り、鼻高々な様子で本社へ足を踏み入れたとのこと。
しかし実はほぼ同じタイミングで、「ガッツだぜ!!」もリリースされたばかりだったのです。

小高「本社はロビーから廊下からもうウルフルズのポスターだらけ。ロビーでは曲もガンガンかかってて。つボイさんはそれでもう一気に元気をなくして(笑)」

ウルフルズの大々的なセールスに比べて自分のポスターや曲は一切なかったことに意気消沈したというつボイ。「ガッツだぜ!!」を聞くと当時を思い出し、かえって元気がなくなるようです。

寮生活の思い出

また、こんなリクエストも寄せられました。

「1976年、TBSの『おはよう720』で毎日聞いていた曲で、田中星児さんの『ビューティフル・サンデー』をお願いします。当時は高校を卒業したばかりで、寮に入り美容部員として働くための研修中。知らない人ばかりの中で朝から晩まで化粧品の勉強をしていました。

慣れない勉強で意味が分からないまま暗記し、夜にはその日のテストがあって合格しないと部屋に戻れない日々。そんな時に朝食堂に行くと、朝食の終わりごろにテレビから『ビューティフル・サンデー』が流れてきていました。この歌を聞くと昨日までのつらさがリセットされて、今日も頑張ろうと思える歌でした」(Bさん)

『おはよう720』は1975年から翌年にかけて放送された、TBS系朝の情報番組でした。
その看板コーナー「キャラバンⅡ」のテーマ曲であったのがこの「ビューティフル・サンデー」でした。
ダニエル・ブーンのカバー曲としてリリースされたこの曲は、約200万枚を超える売り上げをたたき出し、社会現象となりました。

抜擢されて

つボイ「水を差すようで申し訳ないですが、この曲も私にとってはがっくり来てしまった曲なんです」

「ビューティフル・サンデー」に関して、つボイに起こったことは何でしょうか?

つボイ「『おはよう720』は本当に人気番組で、当時CBC社員であった中島公司さんが起用されることになったんです」

出向という形で人気コーナー「キャラバン」のリポーターを担当することになった中島さんは、それまで担当していたラジオ番組『土曜天国』を降板せざるを得なくなったとのこと。
『土曜天国』も、ラジオでありながら2桁の聴取率をたたき出す大人気番組でした。

つボイ「中島公司さんが東京に行ってしまった後、そんな人気絶頂の『土曜天国』の担当を任されたんです」

中島さんのような実績がない自分にはとてもできない、と嘆いていたというつボイ。
実際にはつボイが担当後も番組人気は続いていたのですが、今でも「ビューティフル・サンデー」と聴くと、そんな不安と葛藤が思い出されるようです。

誰かにとっての応援ソングが誰かにとっての落ち込む歌であるように、歌には人それぞれの思い出がありました。あなたにとっての応援ソングは何ですか?
(吉村)
 

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