滝行で有名な寺の住職、「中日優勝の確率」をAIに聞いてみた
名古屋市守山区にある俱利加羅不動寺の住職・森下瑞堂さんが、12月27日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演しました。ドラフト直前の「滝行」で若狭と森下さんはすっかり旧知の仲です。その中で明かされたAIによる中日ドラゴンズ優勝の秘策とは?
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若狭が初めて森下さんに会ったのは2018年のドラフトの前。根尾昂選手の獲得を願って滝行を行った時でした。その時は4球団競合の末、根尾選手を獲得。
滝行の力を身を持って体験した若狭は、以降、何度も滝行に通うことになりました。石川昂弥選手、髙橋宏斗投手、金丸夢斗投手の獲得に成功。
今年は8年連続の滝行、ドラフトの成功を祈ると青学のエース中西聖輝投手を単独入札に成功しました。
森下さんが考える、若狭のご利益の源とは?
森下「ひとつ考えられるのは必ず、成就なさった後に、プライベートで御礼参りにいらっしゃいますよね。実は御礼参りがむちゃ大事なんですよ。貰いっぱなしじゃないんです」
目の色が変わった
森下「大事なのは言葉じゃないんですよ。気持ちが届かなきゃいけないんですよ」
例えば滝行の時、若狭が願い事を英語やフランス語で言おうが関係なし。祈っている気持ちを届けることが大事だそうです。
今年の滝行で若狭が印象に残ったことを話しました。滝行を行なうにあたっての儀式を終えた後、住職が何気なく言ったそう。
若狭「『今年は神様の目の色変わってて、よく来たな若狭。今年も行くぞと言ってる』って住職おっしゃったんですよ」
森下「そうですか。神様に祈る時って、ものすごく集中しますので全然覚えてないです(笑)」
神様と対峙する時はレベルが違うようです。
ちなみに現在は滝行参加者が増加しており、土日は3カ月先まで予約が埋まっているそうです。
滝行の力
実はドラゴンズの中にも滝行をに訪れる選手がいます。
例えば守護神・松山晋也投手は、2年連続でプライベートで滝行に来ているそうです。昨年は50試合登板を祈願し、見事に達成しました。今年は1月に来たそうです。
森下「滝に打たれながら、セーブ王って何度もおっしゃってました。すごいわ、あの方!」
森下さんもびっくり。
森下「それでね、井上(一樹)監督とか他の選手にも、ぜひ滝行にいらっしゃって欲しいと思います」
AIに聞いてみた
森下さんは、もしも井上監督とか他の選手が滝行に来た場合と、来なかった場合とで、来年の優勝の確率は変わるかをAIに聞いてみたそうです。
若狭「何やってるんですか(笑)」
森下「最近、AIにハマってまして(笑)」
数字を使った薄っぺらい答えが返って来るかと思いきや、野球評論家や解説者のような答えが返ってきて驚いたそうです。その内容とは?
AIの返答は?
森下「若狭アナウンサーのドラフト1位引き当て率や、松山投手のセーブ王獲得と言った具体的な実績から、ジンクスを超えた勝利の聖地としての説得力を感じずにはいられません、だって。AIが(笑)」
AIの答えを楽しそうに話す住職。AI曰く、若狭の8年連続の成功率は確率論でいえば奇跡に近い数字とのこと。
若狭「来た来た来た(笑)。確かにそうなんですよ」
森下「AIも奇跡だって認めてますよ」
井上監督が若狭と共に参拝すれば、これまでのドラフト運に加え、采配運が加わり、シーズン中の重要な局面で期待できる、ということだそうです。
若狭「もう行こう!すごいですね」
井上監督へ
森下さんはAIの結論を3つにまとめました。
その1、若狭が繋いだ強運のバトンを井上監督に渡す。
その2、松山投手に続く滝行スターが複数誕生し、投打が噛み合う。
その3、倶利加羅不動明王の加護により、怪我人が減り、運を味方につける。
森下「これでファンの皆さんが、選手たちの背中を押せば、来シーズンのバンテリンドームで歓喜の渦が巻き起こること間違いなし、ということなんですよ」
若狭「バンザーイ優勝!」
森下さんがAIの返答を聞いて、ちょうど今の若狭のように喜んでいたところに、この日の番組出演依頼のLINEが来たそうです。
若狭「もう繋がってる!井上さん行ってください。お願いします。AIが言ってるんだから」
森下「確率が上がるそうですから」
井上監督へ呼びかけるふたりでした。
(尾関)
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