中日OB・中村武志が教える。11月の日本対韓国で注目の韓国選手は?

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、10月13日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に電話出演。来週はドラフト、その後は侍ジャパンと韓国代表の対戦があります。注目点について宮部和裕アナウンサーと加藤里奈を相手に話します。
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11月15~16日に東京ドームで「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」が行なわれます。加藤は16日のチケットが取れたので観戦しに行くそうです。
起亜タイガースのコーチをしている中村さんに韓国代表選手について質問しました。
まず注目のピッチャーは?
中村「僕、韓国で野球してるんですけど名前は知らないんです。サムソンのエースで18番は本格派で日本人選手っぽい投げ方。コントロールが良いので逆に絞りやすいです」
調べてみるとサムソン・ライオンズの18番はウォン・テイン選手。身長183センチの右投げ。
中村「ユニフォームと帽子被ればイケメンです」
加藤「ホントだ!めっちゃカッコイイ」
ネットの写真を見ると、素の声に戻って驚く加藤。
イーグルスの選手
ウォン・テイン選手について「あっち行ったり、こっち行ったり。バッターがドシッと構えられない感じはします」と評した中村さん。
中村「変化球の精度は日本の投手と比べると低いので、真っ直ぐだけ狙っとけば大丈夫です」
全体的に韓国の投手は、球は速いが荒れがちだそうです。
現在韓国ではポストシーズンの激しい戦いをしている最中。どの選手が代表に選ばれるかの情報はまだないとか。
ざっくり言うと韓国は打撃優先のチームだとか。ではバッティングでの注目選手は?
中村「今年ブレイクしたハンファ・イーグルスの左バッターなんですけど。現状は3番打ってるのかな。28番?私、あんまり野球の評論家じゃないので」
またも名前が出てこない中村さん。他チームなので無理もありません。背番号28番を調べてみたらピッチャーでした。
加藤「イーグルスの選手がいたら要注意しておきます」
どうする?ドラフト
10月23日に行われる「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」ドラフト会議。リスナーからこんな質問が寄せられていました。
「広島東洋カープが創価大学の立石(正広)選手の第一指名を公表しましたが、ドラゴンズはどんな選手を獲得するといいと思いますか?」(Aさん)
中村「毎回、ドラフトは必ずピッチャーが2人は欲しいですよね」
ピッチャーに余裕がないとシーズンを乗り切れないため、どこのチームもまずピッチャーが欲しいんだとか。
ドラゴンズは、ここ2~3年で同じようなタイプの内野手が取れているので、今年は外野手を1人か2人、ピッチャーを必ず2人、キャッチャーもいれば1人欲しい、というのが中村さんの意見。
中村「FAの柳(裕也)選手との兼ね合いもあるし、バンテリンに関しては狭くなるので、ピッチャーは必ず補強した方がいいと思いますよ」
やっぱりピッチャー
加藤「今年を振り返ると、中継ぎ陣も含めて後半不安定になった場面がありましたもんね」
中村「松山(晋也)君以外の投手は、もう3~4年やってるじゃないですか」
今年、守護神として出てきた松山投手以外は、他のチームからは、性格、投球術などのデータが取られて、対策をたてられているんだとか。
中村「そこは毎年データ合戦なので、先発も中継ぎも、育てる意味ではピッチャーが欲しいですよね」
ドラフトでピッチャーを取る重要性を改めて強調する中村さんでした。まだまだプロ野球の話題は続きます。
(尾関)
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