ひとりっこ男子は「わがままでマザコン」?大久保佳代子が語る兄妹格差

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。9月27日の放送では、「ひとりっこの男の子はわがままでマザコンっぽい?」というリスナーからの相談に、大久保さんが衝撃の幼少期エピソードを披露しました。
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今回の相談者・Aさん(33歳)は、ある不安を抱えているそうです。
「ずばり、ひとりっこ男子をどう思いますか?息子をひとりっことして、時間とお金をかけて丁寧に育てるのもありかなと考えています。しかし、イメージ的にひとりっこの男子ってわがままそうだし、肥満っぽくてマザコンっぽい感じがしちゃいます」(Aさん)
芸能界に多くの知り合いを持つ大久保さんと、インターナショナルスクールで育った森本さんに、周りのひとりっこ男子を尋ねてみたいといいます。
森本さんの周りではひとりっこ男子はほんの一握りで、性格はそれぞれとのこと。
実際は、親がきょうだいの誰かを優遇する場面を見るか見ないかで、こどもの性質や考え方が変わってくる可能性はあると、森本さんは指摘しました。
コロッケ重なり事件
話はきょうだい関係の思い出へ。森本さんは妹と10歳離れているそうです。
森本「お兄ちゃんと親の間みたいなイメージというか。自分も抱っこしてお世話してみたいなのもしてたんで、ジェラシーみたいなのは一切なかったんですよね。ケンカするとかもないですし」
一方、3歳上の兄がいる大久保さんからは、衝撃の告白が。
大久保「幼少期の記憶だと、明らかにお母さんが男の子を可愛がるんだな、みたいに思った記憶はある」
食卓では兄の皿に「これ食べな」とコロッケが重なっていくのを、大久保さんは横目でずーっと見ていたといいます。
大久保「だからどんどん目が開いてっちゃったんですけどね」
森本「関係あるんですか?」
親に悪気はなくても、実際にあった兄妹の扱いの差を、大久保少女は敏感に感じ取っていたといいます。
理不尽な経験も成長の糧?
大久保「もしかしたらそれがいい方に向けば、人ってそうやって比べられて優劣付けられたり、たまには理不尽な思いをすることもあるから、しょうがないよなという経験にもなったし」
ひとりっこの場合について、大久保さんは続けます。
大久保「自分に愛情が常にある子が、この人は自分に愛情がないってわかった時にどう思うのかとか。屈折せずに生きていけるのかね」
森本「でも、どっちみち競争には放り込まれるような社会ではあるから」
大久保「まあね、競争なしでは生きていけないか」
森本「遅かれ早かれなんですけどね」
大久保「ちょっと、我々にも知識がなくてわからないんですが(笑)」
おばさん軍団の愛情攻撃
大久保「虻ちゃん(虻川美穂子)とこのお子さんが男の子がひとりで、その子が小さいときに、我々結婚してないおばさんチーム5人ぐらいで遊びに行って、もうすっごい愛情注いでたの」
森本「それは素敵な思い出として残っててほしいですね」
大久保「その子のトラウマに…」
森本「トラウマにはなってないと思いますけど」
大久保「女性って優しいもんだなって育っててくれたらいいなとは思います。おばさんたち優しかったな、みたいなのを思っててくれたらいいな」
森本「確かに異性への恐怖心みたいなのはなくなってるかもしれないですね」
大久保「そんな感じで今回は失礼いたします(笑)」
結局のところ、ひとりっこだろうがきょうだいがいようが、周りの大人たちの愛情次第なのかもしれません。
(minto)
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