中日OB・中村武志が石伊雄太捕手にひと言。来年も一番手であり続けるには?

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める元中日ドラゴンズの中村武志さんが、9月22日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に電話出演。大谷ノブ彦(ダイノジ)、加藤里奈と、ドラゴンズについて語りました。クライマックス・シリーズへの道が絶たれたドラゴンズですが、中村さんの所属する起亜タイガースもプレーオフに行けなくなったそうで、心なしかテンション低めです。
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「武志さんに質問です。今年もDeNAベイスターズから8勝17敗と大きく負けました。なぜなのか理由を教えてください」(Aさん)
中村「数字的には、え?という気がしますよね。ベイスターズは打撃のチームなので、中日の投手陣で結構打たれてるのかな?」
大谷「打たれてますね。しかも勝っていても途中でひっくり返されることもありました」
イメージ的にそんな負けている感じはしないという中村さん。「勝てそうなゲームを落としているのではないか」と推測します。
大谷「これってベイスターズ側は、ドラゴンズとは楽にやってるんですかね?」
中村「数字的にそういうふうになるんでしょうけど、楽ではないと思いますよ」
東克樹投手を叩け
「今年もドラゴンズは、ベイスターズの東投手に遊ばれ続けました」(Bさん)
ドラゴンズは、対ベイスターズ、5年連続負け越しだそうです。
「星野監督時代から湯呑みや扇風機がいくらあっても足りない状態です。東投手対策はしていると思いますが、ドラゴンズには何が足りないのでしょうか?中村監督、秘策を教えてください」(Bさん)
中村「まず東投手でしょうね。苦手意識をなくすには。そこを叩くことです」
東投手に対してドラゴンズは11連敗。右バッターを並べても、今のところは一緒だそうです。かと言って具体的な対策は出ませんでした。
ベイスターズ対策
中村「11連敗も不思議な数字ですよね」
大谷「ベイスターズにだけ、どうにもこうにも数字がものすごい数ですから」
ベイスターズとの勝率が5割ならCS進出の可能性もあったかもしれませんが、苦手チームを作るとなかなか上位は難しいそうです。
大谷「9月までは粘ってたんですけどねえ」
中村「CSを賭けたベイスターズとの対決で勝てなかったから、そこでテンション落ちたかな」
ベイスターズ対策の意見を尋ねられた中村さん。
中村「東投手を叩けば、その年はいいんじゃないですか?」
大谷「まず1回勝つことだと思うんですよね」
やはりそこに行きつきました。
石伊雄太捕手に必要なこと
「中村武志さんに伺います。石伊捕手はほぼ1年間レギュラーで活躍しました。これから何年もレギュラーを守りきるために必要な要素は、武志さんのように丈夫な身体以外に何でしょうか?」(Cさん)
中村「皆さんは丈夫って言ってますけど、自分の中では虚弱体質なんですけど」
ボケられるところは必ずボケる中村さん。ひとボケあってから回答へ。
中村「まず怪我、病気をしないように努力することですよね。そこがレギュラーを取るためには一番大事なので」
石伊捕手の今年の数字からすると、来年の一番手になるそうです。
ただ1年目は、無我夢中でやったことと、周りのサポートもあることで、達成できた数字。来年以降は相手チームに研究されると言う中村さん。
大谷「プロって急に2年目以降あるんだ」
中村「2年目のジンクスって言って悪いジンクスなんですよね。プロですから研究されますよ」
残り試合の戦い方
この日、清水達也投手、石橋康太捕手、クリスチャン・ロドリゲス選手、大島洋平選手、川越誠司選手の5人の選手が登録抹消。この時点で残り6試合。
4位を死守するべきか?それとも若手起用に切り替えるのか?と中村さんに質問する大谷。
大谷「僕らは4位を死守した方がいいんじゃないかと思ったんですけど、どうですか?」
この質問のあと、しばし無言となりました。
大谷「電話が切れちゃった」
中村「繋がってますよ」
大谷「黙ってたんかい。話せや、放送事故になんだろうが(笑)」
中村さんの意見は若手起用。若手を使えば負けと決まったわけではないというのが理由。
中村「ここで若手を使わないで、どこで使うんですか?絶対来年以降にプラスになるのでどんどん使いましょう」
23日の東京ヤクルトスワローズ戦ではドラゴンズが快勝。ルーキー森駿太選手が起用されて活躍しました。残り試合は若手の起用に注目です。
(尾関)
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