まだまだ暑い9月…秋を感じるならまずはグルメから!

暦は9月を迎え、学校でも新学期がスタートしましたが、日中は真夏と変わらず40度近い気温。1日でも早く秋が到来してほしいと願う方がほとんどでしょう。9月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』に届いたのは、飲食店に勤めるリスナーから秋の到来を知らせる投稿でした。つボイノリオと小高直子アナウンサーが、ひと足早い秋のスイーツやグルメに思いを馳せます。
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「毎日暑いですね。私は和菓子屋で働いておりますが、今日から栗やお芋の商品を並べますよ。お菓子は着実に秋になってきたのにな。おふたりは秋のお菓子で好きなものはありますか?」(Aさん)
小高「やっぱり栗きんとんかな」
東海エリアでは岐阜県中津川市周辺の名産として知られる栗きんとん。
「関西では栗きんとんは珍しいようです。帰省のお土産として初めて職場に栗きんとんを持って行った時は、とても珍しがられてすごく喜ばれました。
さらに帰省のたびに買ってきて欲しいとせがまれましたが、職場に買うなら20個ほど必要となります。
あいにく味とともにお値段も素晴らしいものなので、しょっちゅう買っていけるものではありません」(Bさん)
つボイ「結構お値段するもんね」
小高「だってあの栗のすごいぎゅっとした旨味を考えたらね。手間暇と原材料のこともあるし」
高いけど美味しい
つボイ「私は京都に住んでいた時期が長かったですが、デパートで栗きんとんの売り出しがあるとあっという間に売れてしまっていましたよ」
小高「今でこそ全国に知られるようになりましたけど、ひと昔前までは何これ?っていう感じでしたよ」
小高も地元の関西を離れて初めて栗きんとんに接した時、あまりの美味しさに驚いたようです。
小高「知らない人はひと口で気軽に食べちゃうんですよ。小さいし(笑)」
つボイ「それはもったいない。1個を3口か4口くらいに分けて食べないと」
ちなみに、栗きんとんの相場は1個200~250円ほどです。よく味わっていただきましょう。
冷やし中華終わりました
一方で、終わることで秋を感じるグルメもあります。
「町中華の店員をしています。まだまだ暑いですが、大将のひと言により、今日をもって冷やし中華の販売を終了しました」(Bさん)
小高「まだいいと思うよ!暑いから!」
つボイ「冷やし中華って、手間暇かかる割に儲からないから…」
小高「でもまだ冷やし中華食べたいよ、暑いもん」
つボイ「食べたいよな、だって40度やもん。でも、もう9月だからやめるらしいですよ」
暑い時でものど越し良く食べられる冷やし中華を惜しむ小高。
小高「具なしの素冷やし中華でいいから、まだ辞めないで欲しい」
プロも面倒な冷やし中華
冷やし中華に関するBさんの投稿の続きです。
「約1ヶ月半、原材料の高騰により、トッピングを10種類から7種類に減らして提供してまいりました。この暑さでは『終了は早い』という声もありますが、具材がちょうど切れたこともあり決断したようです。
実際提供に時間がかかるし、正直ほっとしています。また来年の夏、よろしくお願いします」(Bさん)
小高「やっぱり従業員さんからしても手間がかかるってことか」
番組では『冷やし中華でいいよ」との言葉をめぐり、論争が起こったこともあります。
さらに原材料の高騰というのも、提供をやめるのに十分すぎる材料です。
まだまだハンディファンや日傘が手放せそうにはありませんが、食べ物から少しでも秋を感じていきたいものです。
(吉村)
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