CBC瀧川幸樹アナ、初のVlog制作で気づいた「カメラ目線」の衝撃

次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。8月23日の放送では、写真撮影が苦手な瀧川幸樹アナウンサーが、初めて挑戦した動画制作について語りました。アナウンサーの1日を追ったVlogを自ら撮影・編集してInstagramに投稿したところ、編集作業を通じて思わぬ自分の癖を発見することになったのです。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く写真が苦手なアナウンサー
瀧川は自身のInstagramについて触れながら、意外な悩みを打ち明けました。
「私、実は写真を撮られるのがとても苦手なんですよ。笑顔を作るのとか、ポーズとか、いつも迷っちゃう」
同期の小川実桜アナ、友廣南実アナ、中村彩賀アナのInstagramを見ると、3人とも写真を撮られるのがうまく、笑顔も自然でポーズも可愛いといいます。
瀧川も同じような写真を撮りたいと思うものの、撮り方がわからない。そこで考えついたのが、写真ではなく動画で勝負することでした。
Vlogへの挑戦を決意
瀧川がVlog(ブイログ)制作を思い立ったのには、いくつかの理由がありました。
まず、普段からSNSで旅のVlogや仕事のVlogなど、縦型動画を見るのが好きだったこと。
そして、先輩の柳沢彩美アナがCBCアナウンサー公式YouTubeチャンネル『みてちょてれび』でアナウンサーとしての1日を動画で公開していたことです。
「動画を作っても上げる場所ないなって考えてたら、インスタにあげればいいじゃないか」
瀧川は初めて自分で動画を撮影し、編集してInstagramにアップすることに。動画は意外なほど好評で、コメントでは「いいですね」「アナウンサーってこういう仕事してるんですね。大変ですね」といった共感の声が寄せられました。
会社でも反響があり、榊原悠介アナからは「瀧川くん、インスタの動画見たよ。あれ良かったよ」と声をかけられたそうです。瀧川は榊原アナのモノマネを交えながら、その時の嬉しさを語りました。
発見した自分の癖
動画編集は全くの初心者だった瀧川。テレビ局に入ったからには編集も学びたいという気持ちから、『チャント!』でお世話になっているディレクターに相談しました。
「僕みたいな者でも手軽にできる編集アプリありませんかね」と聞いたところ、4,000円の買い切りで使える編集アプリを紹介してもらい、すぐに購入して編集を始めました。
完成した動画は1分半でしたが、使用したカットは28カット、撮影した素材の総尺は約1時間。
編集作業を通じて、瀧川は自分の癖を発見しました。それは「カメラを意識しすぎてしまう」ということでした。
「改めて僕の今回Instagram見てほしいんですけども、後半部分、僕カメラ気になりすぎて、多分3秒に1回ぐらいカメラ目線なんですよね」
ディレクターへの感謝
そして瀧川はなにより、1分半の動画を作るのに編集作業だけでほぼ丸1日かかったという事実に、改めてディレクターや編集スタッフの大変さを実感。食リポをする際、自分がミスをするとディレクターが「ああ」という顔をする理由がよくわかったと語ります。
瀧川がミスをすることで素材の時間が長くなり、編集で切らなければならない箇所が増える。その大変さを身をもって理解したのです。
ロケが終わると、アナウンサーはそこで仕事が終わりますが、ディレクターやスタッフは帰りのロケバスの中でも「このカット使えるかな」「こういう演出にしようかな」と常に考えていることに気付きました。
瀧川が寝ている間も、スタッフは編集のことを考え続けているのです。
「これも伸びしろです」
「このトークも編集するわけですけども、大丈夫ですかね。この編集はね。大丈夫かな?」と瀧川が編集の大変さを心配すると、スタジオから「大丈夫じゃない」という言葉が返ってきたようです。
それでも「これも伸びしろです」と前向きな瀧川。
「ここから皆さんと一緒に私の成長も見ていただければいいなと思います」と前向きに締
めくくり、最後にディレクター、プロデューサー、そして関係者すべての方への感謝の言葉を述べました。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。