中高生らが逮捕!自作プログラムで不正ログイン
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携帯大手「楽天モバイル」のシステムに自作プログラムで不正ログインして、通信回線を契約したとして、警視庁が14歳から16歳の中高生3人を不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕しました。2月27日の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー永岡歩とつボイノリオが読売新聞の記事を基にこの話題を取り上げました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く犯罪自慢で尊敬されたかった
逮捕された中高生らは、対話型生成AIサービス「チャットGPT」で作業の効率化や処理速度の向上を図っており、SNSで購入した20億件超えの情報を基にログインを試み、入手した回線を転売したということです。
秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を使用し、知り合った人物から20億件を超えるIDとパスワードのセットを購入した中高生たち。
さらに自分たちで生成AIを活用して、AIとパスワードを機械的に入力できるプログラムを作りました。
このプログラム、認証されると楽天モバイルのシステムにログインすることができ、回線の契約まで自動で行なうことができるとのこと。
このようにして得た回線を転売し、中高生らは約750万円相当の暗号資産を得ていました。
逮捕された米原市の中学生は調べに対し、「SNSで犯罪を自慢して周囲から尊敬されたかった」と話しています。
一人ひとりの防犯が犯罪抑止に
今回20億件以上のIDとパスワードが犯罪の材料となりました。
つボイはこれらを、実在の企業などを装った偽サイトに誘導し、個人情報を盗み取るフィッシング詐欺などから得たものなのではないかと推測。
つボイ「だから僕らはまず、絶対騙されたらいかん」
つボイは予防策として、実在の企業の名前を語るメールが届いた際は、そのメールのドメインを確認して本物かどうかを見極めるそうです。
流出したIDとパスワードがなければ、この事件のような犯罪は生まれなかったはず。
つボイ「この事件の、発端みたいなところは、僕らの常に感じていることです」
一人ひとりが流出に気をつけることで、ニ次的な犯罪を防ぐことにもなるのかもしれません。
技術をどのように使うか
1980年代からパソコン事情に精通していたつボイによると、コンピュータによる不正は古くから存在していたそうです。
1985年前後にパソコンが普及し始めた頃、家電量販店の店頭にパソコンゲームが遊べるコーナーが設けられていました。
3回ゲームに失敗するとゲームオーバーとなり、次の人にゲームを渡すルールでしたが、いつまで経っても終わらない人がいたとか。
実は、制限を設定するプログラムを勝手に100回に書き換えてプレイしていたというのです。
つボイ「すげえもんやなと。1985年ぐらいに思いましたけど」
永岡「今だったらもっと高度化したことできちゃう」
向上していく技術をどのように使っていくか。
つボイは「これがまた教育やと思うんです」と語りました。
(ランチョンマット先輩)
番組紹介
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