中日・ボスラー選手、7月打率3割超え!落合博満元監督の「使い続ける」が的中

CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの“あんなな”こと安藤渚七が、毎週ひとりの選手にフォーカスして魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。7月27日の放送では、今シーズンから加入し、7月に入って打率3割超えと好調なジェイソン・ボスラー選手を取り上げました。5月の不振期を乗り越え、今やチームに欠かせない存在となった助っ人の魅力に迫ります。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く真面目さと喜び方のギャップ
「今、名前を叫んだだけでも、やっぱ好きだなって思うくらい」と、安藤はボスラー選手への思い入れを語ります。
今シーズンからドラゴンズに加入したボスラー選手。メジャーでも活躍していた選手で、「右投げなのに左打ち」という打者です。ドラゴンズではファーストで出場し、打率2割4分5厘、本塁打は7本の33打点を挙げています。
そんなボスラー選手の印象について、「すっごく真面目。陽気な感じ、わいわいわいっていうよりは、打席でも守備でもひとつひとつ丁寧にこなすタイプかなと思っていて」と安藤。
一方で、「チャンスで決めたらチームメイトと大喜び。佐藤龍世選手とすごい高い位置でジャンプしながらハイタッチしていた姿が印象的」と、真面目さと喜びを爆発させる少年のような一面のギャップが素敵だと語りました。
落合博満元監督の慧眼
先月、落合博満元監督が荒木雅博さんとのダブル解説で『ドラゴンズサンデー』に出演されました。安藤は、その際のボスラー選手についての発言が印象的だったと言います。
5月の打率が1割5分と苦しんでいたボスラー選手について、落合元監督は「ボスラーは使い続けなきゃいけないよ。苦しんでいたとしても、俺なら使い続けるな」と発言していました。
「私たちファンは、メジャーの経験もあるボスラー選手に『打ってくれるだろう』と期待してしまっていた」と安藤。結果が出ない5月の時期は、SNSでも「ボスラー選手、ここでやってほしかったよ」という厳しめの目で見ているファンが多かったと振り返ります。
しかし、数試合だけを見るのではなく長い目で使い続けることの大切さを痛感。「落合さんと荒木さんが言うなら間違いない」と、レジェンドの言葉に納得したそうです。
チームに欠かせない存在に
その発言から1ヶ月。ボスラー選手の最近の活躍は目覚ましいものがあります。
「チャンスで何度も活躍して、何度もお立ち台で嬉しいことも語ってくれているボスラー選手。もう今やドラゴンズになくてはならない存在ですよね」と、その重要性を強調しました。
井上一樹監督はボスラー選手のことを「超がつくほど真面目」と評価しています。
さらに、ボスラー選手の元チームメイトのマイケル・チェイビス選手も中日に加入したこともあり、安藤は「コンビでお立ち台に上がる日を楽しみにしています」と、新たなコンビネーションにも期待を寄せました。
5月の不振を乗り越え、7月に入って復調したボスラー選手。落合元監督の「使い続ける」という言葉通り、長い目で見ることの大切さを証明する活躍を見せています。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。