「そぎ切り」でバームクーヘンが美味しくなる?スタジオで検証してみた
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料理をする際、少しの工夫を施すことでより美味しくなります。野菜は繊維の向きを考えて切る、刺身は包丁の持ち手に近い刃の部分を当てて切るなど、切り方ひとつでも味わいに変化が。そしてホール型のバームクーヘンも、切り方を変えるだけでさらに美味しくなるんだとか。2月18日の『CBCラジオ #プラス!』では、山本衿奈がCBCアナウンサー光山雄一朗を相手に、バームクーヘンの美味しい切り方を紹介しました。光山が食べ比べをします。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く「そぎ切り」とは?
ホール型のバームクーヘンはホールケーキと同じようにカットし、扇形に切り分けて食べるのが一般的です。
しかし山本によると「そぎ切り」にすることでさらにバームクーヘンが美味しく感じるとのこと。
そぎ切りとは、バームクーヘンの輪に対し、包丁を斜めに入れ弧を描くようにえぐりながら表面を削ぐように切る方法です。
山本「イメージとしては、横からバームクーヘンを見た時に、浅めの『U』みたいにえぐり取るような」
バームクーヘン発祥の地であるドイツでは、そぎ切りが一般的だそうです。
光山、食べ比べしてみる
実際に扇形に切ったバームクーヘンとそぎ切りしたものを山本がスタジオに持ってきました。
光山が食べ比べます。
まずは扇形。
光山「美味しいですよ。程よい甘みがあってしっとり感も伝わります」
続いてそぎ切りのバームクーヘンを実食。
光山「んー…今の話を受けてるから、わずかばかりしっとり感がちょっとあるのかなと思いますけど、ごめんなさい、僕、劇的な違いはわからないです!(笑)」
もうひと口食べるもあまり違いがわからないことに負い目を感じ、謝罪する光山です。
なぜより美味しく感じる?
山本は「確かに劇的にはわからないかもしれない」と光山のフォローをしつつ、味の変化を解説しました。
そぎ切りされたバームクーヘンは三日月のように厚みが異なるため、薄い部分は生地の空気感を感じ、厚みのあるところでは生地感を感じられます。
つまり食感の違いが楽しめるとのこと。
また、バームクーヘンの層が口の中でほどけていく気持ちよさもより味わえます。
この山本の解説を聞いた上で食べたら違いがわかるかもと光山。
山本「いっぱい切ってきたので、後で食べて、違いのわかる男になってください(笑)」
光山「言うねぇ(笑)」
光山のメンタルをそぎ切りしていく山本でした。
(ランチョンマット先輩)
番組紹介
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