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異性を好きになる気持ちがわからない女性に、同性パーソナリティはどう答える?

異性を好きになる気持ちがわからない女性に、同性パーソナリティはどう答える?

2月9日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』に、恋愛経験のない女性から相談が寄せられました。この女性は男性に恋愛感情を持てず、関わることを避けてきたものの、同世代の仲間たちからの恋愛や結婚話を聞くと「虚しさに悩まされる」と告白。パーソナリティの八木志芳が同じ女性としてアドバイスを送ります。

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自分は感情が欠落している?

「私は人生の30年間で恋愛経験が皆無で、片思いすら未経験です」(Aさん)

幼い頃から男性へのトラウマが多々あり、その影響か男性に恋愛感情を持てなくなり、深い関係になるのを避けてきたというAさん。
原因ははっきりしませんが「恋愛として好きになる気持ちがわからない」のだそう。

「近年、多様性の時代と言われるようになり、恋愛をしない自分に折り合いをつけられるようになってきましたが、それでも同世代の仲間の恋愛、結婚話を耳にすると、自分は感情が欠落しているのではないか、虚しさに悩まされます」(Aさん)

これから先、「どの道を行けば幸せになれるのか?」など考え、行き場のない気持ちをどうしてよいのかわからず、八木に相談のメッセジーを送ったそうです。

八木「30歳で恋愛経験がない人って、今の時代珍しくない」

八木が把握している某アンケート結果でも、30歳で性交渉の経験がない人は日本でも多数いるのだそうです。

恋愛感情を持てない人たち

その理由について思い当たることを語る八木。

八木「いま恋愛以外のこと、たくさん時間取られるじゃないですか。だから恋愛になんか気持ちが向いてこなかったっていうのもあるかもしれない」

そして「周りと比べて自分は経験がない」ことが、「虚しい」と思う大きな要因かもしれません。

八木「その気持ちもわかります。私も独身だし…。あんまり私は、そこで他人と比べずに来たけど」

ただ世間では、恋愛感情がない、恋愛に興味がない人たちの存在は認知されてきています。最近ではドラマや映画の題材としても取り上げられており、「自分はそういう人間なんだ、と思い込まなくていいと思う」と八木は続けます。

八木「そこまで悩みすぎないでほしいな」

「自分軸」を大切にすること

またAさんが男性に対し「怖い」「コミュニケーションの取り方がわからない」と悩む理由として、男性経験が30年ないことがあるようです。

八木の周りにも30代半ばまで男性と付き合ったことがない友人がいたそうです。
その友人は恋愛に興味はあったものの、Aさんと同じく「他人を好きになる気持ちがわからない」と八木に語ったとか。

「将来ひとりになるのが嫌だな」との思いから、合コンや婚活に参加したものの、お付き合いまでたどり着けなかったそうです。

八木「でも何のきっかけがわからないんですけど、そのいい人と巡り会ったのか、アラフォーで結婚して出産。たぶん、その人が初めて付き合った人じゃないかな」

出会いがキッカケで変わることもあります。

八木「人生の目標が『絶対結婚したい』『こどもが欲しい』とかでなければ、焦る必要はないと思う。周りに友達もいて趣味もあって充実してるんだったらね、いいと思います」

「隣の芝生は青い」という慣用句がありますが、「比べると辛いから比べない。いかに自分軸で自分の気持ちを大切にできるか、ということにシフト」と促す八木。

八木「私も今年のテーマは自分軸です。他人と比べない自分軸で考えてみてください」
(野村)
 

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