ドアラ契約更改!30周年を迎えたレジェンドマスコットが語る謙虚な思いと感謝
12月26日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』。中日ドラゴンズの最新情報を届けるコーナー「ドラ番リポート」で、佐藤楠大アナウンサーが取材したドアラの契約更改の様子を伝えました。今年30周年を迎えたドアラは、毎年恒例となった契約更改後の会見で、どんな思いを語ったのでしょうか。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く東山動植物園から始まった物語
1994年のデビュー以来、今年で30周年を迎えたドアラ。今年5月には記念のお祝いイベント「マスコットデー」が開催されました。
ドラゴンズのマスコットとして誕生したきっかけは、同年に東山動植物園にコアラが日本で初めて来園したこと。そこから「ドラゴンズ」と「コアラ」を組み合わせて「ドアラ」という名前が生まれました。
2022年には、25年間続けた「バク転タイム」が終了しましたが、このバク転パフォーマンスは、ドアラの人気に火をつける大きなきっかけとなっていました。
しんどさの中にも喜びを感じた30周年
「改めて30周年イベントを振り返って、どんな年でしたか」という質問に、ドアラは「しんどいことばかりが思い出されるけど、みんなに祝われて嬉しかった。体調不良で休んでいる時にいろんな方からメッセージが来る。これが嬉しかった」と回答。
佐藤にとってドアラの契約更改の取材は初めてでしたが、このように心にじんと響く回答もあることに驚いたようです。
ドアラの会見は筆談形式。長い回答は画用紙2枚に分けて書いていたそうです。
佐藤「1回パッと見せて、質問する方がそれを読み終えたら、次の回答を書くという」
三浦「なかなか大変ですね!」
佐藤「かなりハードというか、インタビューする側もドアラさんも大変だなと思いました」
レジェンドへの謙虚な思い
2024年シーズンは、体調不良で何度か試合を休まざるを得ない状況もあったということで、「来季に向けて体力を付けていこうと思います」と宣言したドアラ。
「どんなことをするんですか?」という質問には、「よく食べて、よく寝る」とシンプルな回答でした。
「ここまで30年間頑張れた要因は」という質問に対しては、「無理しないでやることだと思います」と答えたドアラ。長年のキャリアから得た知恵が感じられる言葉でした。
続いて「30年というとレジェンド・山本昌さんの32年にそろそろ並びますね」という質問が投げかけられました。そう考えると、ドアラもかなりのレジェンドです。
しかし、ドアラは「多分一緒にしない方がいいと思います」と謙虚な姿勢を見せました。
変わらぬ愛されキャラクターとして
契約更改の場でも見せた謙虚で誠実な一面と、ユーモアのある姿勢。
そこには、ファンを思う気持ちと、マスコットとしての誇り、そして30年という歳月への感謝の気持ちが詰まっていました。
無理をせず、でも全力で。そんなドアラらしい姿勢が、これからも変わらないことを願わずにはいられません。
(minto)