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涙目で「たすけてください」値引きシールを変えたら購入率アップ

涙目で「たすけてください」値引きシールを変えたら購入率アップ

おにぎりやお弁当などの商品に貼る値引きシール。「30円引き」や「半額」などが書かれたものが一般的ですが、ファミリーマートではこれを、涙目のおにぎりのイラストと「たすけてください」というメッセージを追加したシールにする動きが出ています。実証実験の結果も良好だったんだとか。12月26日の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー永岡歩と山本衿奈、つボイノリオが毎日新聞の記事をもとに意見を交わしました。

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食品ロス削減に繋がった涙目シール

思わず買ってあげたくなるデザインの値引きシール。

どれだけ食品ロスが減るのか関東の一部店舗で1ヶ月間の実証実験をしたところ、値下げ商品の購入率が5ポイント上昇しました。 

ファミリーマートとしても食品ロスを2030年までに2018年と比べて半減させる目標を掲げており、涙目シールを全国に浸透させようとしています。

涙目シールによって食品ロスが年間約3,000t削減できる効果があると期待されているということです。

値引きシール大好きなパーソナリティ

割引シールが大好きな永岡とつボイ。

永岡は割引シールが貼ってあるものの中から献立を考えるほどで、割引シールが貼っていないと損した気分になるそうです。
つボイは通っているスーパーに行く時は、値引きシールが貼り始められる18時前後を狙って入店するんだとか。

常に値引きシールを求めているふたりにとっては「『待ってましたシール』の方が良いかもしれませんよ」とつボイは笑って話していました。

値引きシールを買う時に周りからケチだと思われるのを心配していた永岡、涙目シールなら「僕が君を助けよう、仕方がないな」という気持ちに変わるのではと意見。
消費者側としても堂々と値引き商品を買えそうです。

値引きシール探しは宝探し

コンビニエンスストアのように24時間営業の店舗では消費期限がバラバラで、売り切るタイミングもバラバラ。
そのためシールを張るタイミングも時間に分かれているので「ある種の宝探しのような感覚になる」と永岡は話します。

永岡「意外とお昼過ぎ1時とかでも貼ってあったり、朝仕入れたやつとかになるとそうなったりするから」

ひとり暮らしの山本は今年のクリスマスケーキを買う予定はありませんでしたが、夕方に訪れたコンビニで150円オフだったケーキを見てつい買ったそうです。

永岡「自分の中でも嬉しさ、サプライズも嬉しさもあるし、しかも美味しいものも食べられてフードロスも減るという、みんながハッピーというね」

デザインひとつで効果が変わる食品ロスの削減。
ファミリーマートは2025年春から新しいシールを順次全国に展開する計画です。
(ランチョンマット先輩)
 

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