サンタに贈収賄疑惑?幼稚園のクリスマスと町長選挙にまつわる意外な誤解
12月25日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、この日の投稿テーマは「クリスマスにまつわる話」。面倒くさがりの両親の元に育ったリスナーAさんは、世の中の行事をすべて「幼稚園のイベント」だと思って暮らしていたそうです。そんなAさんにとって、クリスマスはなぜか「選挙活動」と結びついていたそうです。
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Aさんの両親は大変な面倒くさがり屋。
誕生日のイベントなど、一般的な家庭で普通に行なわれるイベントの類は、Aさんのお宅では一切行なわれることはなかったそうです。
「我が子の誕生日も祝わない家庭でしたから、クリスマスパーティーなどという“よそ様”の誕生日をお祝いするイベントなどを催すわけがありません」(Aさん)
そんな家庭で育ったAさんは、世の中の行事をよく理解しておらず、全て「幼稚園でのイベント」だと思っていたといいます。
クリスマスと公職選挙法
「節分は、床に撒かれた豆やらお菓子やらを拾う行事。ひな祭りは、ひし形のお菓子を食べる日、そしてクリスマスは、赤い服を着て白いヒゲをつけた偉い人が、園児みんなにお菓子を配り、次の選挙に備える日だと思っていました」(Aさん)
「サンタ=次の選挙を狙う存在」だったというAさん。
思わぬ展開に、北野、松岡亜矢子、原武之弁護士も大爆笑。
原弁護士「違法ですからね!違法!」
松岡「違法ですよね?あっでも選挙権がないからいいのか(笑)」
原弁護士「選挙権がない人にあげてもダメですよ。贈収賄」
幼稚園のクリスマス会から、公職選挙法の話になるとは意外な展開です。
刷り込まれたクリスマスの真実
Aさんがそう思い込んでいたのは理由があります。
「幼稚園から帰ってきて、『今日、町長さんっていう人が赤い服を着て、お菓子を配ってくれたよ』と両親に報告すると、両親が必ずその返しに『あの町長、今度の選挙に出るつもりだな』と」(Aさん)
松岡「そういうことか!親に刷り込まれたか(笑)」
「『こどもにお菓子を買って、名前を売ろうとしてる』と言っていたので、私はクリスマスというのは、偉い人が名を売るためにお菓子を配る日だと思っていました」(Aさん)
親の何気ない一言が、Aさんにとってはそのまま真実になってしまったようです。
町長とパーティーの誤解
そのためAさんは、大人になってからクリスマスパーティーに誘われた時も、何をどうしていいかわからず、結局断ってしまったといいます。
原弁護士「確かにそうですよね」
松岡「パーティーだから」
原弁護士「選挙パーティーだと思っちゃいますよね(笑)。そんなん行きたくないよってね」
北野「クリスマスといえば、町長が贈収賄をやる日というね。えらい刷り込みやなぁ。おもろいな、そんな発想すんねんな」
原弁護士「なかなかないですよね、その発想は」
妄想が止まらない!
北野「高校ぐらいの時に友達が『家でクリスマスパーティーやるわ』って言ったら、『えっ町長来んの?』」
松岡「『もしかして出馬するの?』って」
北野「『今、何期目やったっけ?』」
原弁護士「『危なくないの?』みたいなね(笑)」
3人の妄想はどんどん広がります。
町長とサンタが交差する、まさかのクリスマスエピソードでした。
(minto)