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想像したくない「老後貧乏」!今から備えておくべきことは?

想像したくない「老後貧乏」!今から備えておくべきことは?

老後のことばかり心配していると気が滅入るという人も多いでしょうが、やはりお金の問題は気になります。若いうちから気をつけておくべきことはあるのでしょうか?12月9日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、老後貧乏にならないための注意点について、小宇佐・針田(こうさ・はりた)FP事務所のファイナンシャルプランナー・伊藤勝啓さんが解説しました。

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老後のために今すべきこと

50代男性からの相談です。

「最近、すごくハマった趣味ができて、以前よりお金を使うようになりました。
人生を楽しむという意味では充実した日々を送ることができているのですが、将来のことを考えると、お金を使いすぎないようにしなきゃと、少し心配な気持ちも正直あります。

いわゆる老後貧乏にならないようにするために、日頃から心がけておくと良いポイントはありますか?」(Aさん)

リタイアすると当然収入は減りますので、伊藤さんはまず、老後までにある程度蓄えておくことで、老後に家計が破綻しないようにすることが重要と語りました。

そこで、伊藤さんは老後までに備えておくべき3つのポイントを挙げました。

ローンの返済計画をチェック

ひとつ目は、借金の返済目標は定年退職までにすること。

収入が減る老後に、現役時代と同じ金額で返済すると、負担感は当然増えてしまいます。
住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどがありますが、特に住宅ローンは自宅に抵当権という担保が付けられている場合が多いため、返済できなくなってしまうと、せっかくそれまでに何十年もローンを払っていても、最悪家がなくなってしまいます。

現役世代の時もこどもがいれば教育費などで大変ですが、老後はより厳しくなるため、計画的な返済を立てておく必要があるということです。

保険をチェック

2つ目は、できれば働いている間に保険料の支払いを終えるようにすること。

生命保険や医療保険、がん保険などの支払いが老後の家計を圧迫するというケースは少なくありません。

これから入る保険や保険を見直す際は、保険料が60歳や65歳までの支払いで完了するものが良いとのことです。

同じ保証内容でも目先の保険料は高くなってしまいますが、老後の支払いはなくなるため、収入が減っていても保証内容が確保できた上で支出を減らすというメリットはあります。

何よりも健康が大事

3つ目はやはり健康でいること。

老後に限った話ではありませんが、病気になると、とかく費用がかかります。
働いている間に病気になると仕事ができなくなって収入が減るのと同じく、老後パートやアルバイトをしているとやはり収入が減りますし、医療費も嵩みます。

介護状態になると介護費用もかかりますので、老後はより密接にお金と健康は関わってきます。

不摂生がたたって病気になるということもあり得ますので、お金にしても健康にしても、若い時からの積み重ねが大事なようですね。
(岡本)
 

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