外は寒く、電車や屋内は暑い!何を着るのが正解?
暦は師走を迎え、いよいよ本格的な冬シーズンが始まろうとしています。厳しい冬の寒さに対抗するには、厚着をするしかありません。しかしその厚着があだになってしまった経験はありませんか?12月7日放送のCBCラジオ『石塚元章ニュースマン!!』では、冬の服装にまつわるトークで盛り上がりました。気象協会の江守さんが、服装に関してとある悩みを抱えているというのです。CBC論説室の石塚元章特別解説委員と加藤愛が、その切実な悩みに耳を傾けています。
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この日の東海地方の天気予報は曇り時々晴れ。
「風が強く、日差しはあっても吹く風が冷たく感じるでしょう」と気象情報を伝える江守さんにはある悩みが。
江守「着る服がわからないんです」
街中にはダウンジャケットやコートに身を包んでいる人も増え、一気に真冬の装いに変わってきているように感じます。
江守「外では確かに真冬並みの服装でいいと思うんですが、暖房が効いている建物の中や電車に乗るとちょっと厄介で。
特に電車に乗る時に急いで駅に向かって、いざ乗ったら『あぁ暑い!』みたいな」
屋内で一気に汗ばんだせいで、今度は冷えて体調を崩すこともあり困っているようです。
周囲には上着も布団も真冬のものに変えた人が多いそうで、「あれ、私だけ乗り切れてない?」と思っていると語る江守さん。
難しい冬の服事情
石塚「中には薄いものを着ておいて、外には厚い上着を着て、脱ぎ着できれば一番いいんだろうけどね」
江守「それに近いような感じにしているんですが、あまりにもペラペラな服もちょっと季節外れで恥ずかしくなってきて」
薄手のものなら上着を着ている時も快適ですが、屋内で上着を脱ぐと季節感がなく、かといって中にも厚手のものを着込むと、今度は電車で悲惨な状況になってしまいます。
石塚「パッと脱げるところなら良いけど、電車の中だと脱ぎたくても脱げないしね」
江守「そうなんですよ、混んでたりすると余計にですよね。またそんな時に限っていっぱい荷物持ってたりするんですよ」
快適に過ごすのが本当に難しい、誰かいい方法を教えてほしいと切実に訴える江守さん。
石塚「寒暖差というキーワードがよく見受けられますが、自然の寒暖差だけじゃないですよね。我々はいま人工的に作られる温度の中で生きてるから。もうひとつ複雑ですよね」
江守さんは「毎年どうしてたっけ?」と頭を抱えます。
解決のヒントはインナー?
リスナーからこんなアドバイスが。
「ヒートテックのようなものを使うのが一考ではないでしょうか?」(Aさん)
江守「それが暑いんですよね…」
加藤「確かに電車とかだと暑くなっちゃうかも」
石塚「あれは簡単に脱げないしね。そこはちょっとネックだね」
「登山用の肌着はどうですか?」(Bさん)
やはりインナーで工夫する方法が良いのでしょうか?登山用肌着は汗をかいても素早く拡散してくれるので、素肌を乾いた状態に保ってくれるとのこと。
江守「なるほど!快適に過ごせそうでいいですね」
手ごわい悩みに少し解決の兆しが見えてきました。
ポイントは「首」
「僕はもう冬の装いにしています。温度調節は首を温めるために着けているネックウォーマーでしています。これだと着脱しやすいですよ」(Cさん)
江守「首を温めると効果的ですよね。私も首にはスカーフを巻いて調節しています」
太い血管が流れている首は体温調節の要。他にも手首や足首も重要なポイント。
加藤も寒さ対策で足元にある工夫をしているとのこと。
加藤「わたしはレッグウォーマーをしているんです」
末端冷え性で足が冷えやすいという加藤。家を出る時にレッグウォーマーを着けて、暑くなったら脱ぐというスタイルにしているのだとか。
江守「なるほど、足を温めるのもいいですね」
加藤「足が冷えると全身冷えちゃうので、おすすめです」
皆さんさまざまな方法で、工夫して冬の衣服問題を解決しているようです。
「とっても参考になりました!」と明るく締めくくりました。これで少しは、冬を快適に過ごせるようになりそうです。
(吉村)