中二の息子が同じ毛布を離さない。30代や還暦からも同感の声?
11月15日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「なんで?」。寄せられた投稿に「中二の息子が小さいときから好きな毛布をはなさない」という悩み相談のようなものがありましたが、これに対して多数の反響。その毛布に何か意味があるのでしょうか?北野誠と氏田朋子が投稿を紹介します。
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まずは中二の息子がいる母親からのメールです。
「冬になる8か月頃、ベビーベッドをやめて、私の毛布に一緒にくるまって寝てました。
季節が変わり暖かくなっても毛布にくるまるようになり、昼寝も毛布にくるまってするようになり、中学生になった今も、一年中、家に帰ったら毛布にくるまっています。
幼児期にそのことを保健婦さんに相談したところ、『愛情が足りません、絵本でも読んであげたら』と言われ、小学生になるまで毎日3冊くらい読んでいました。が、まだ愛情が足りないのか、毛布にずっとくるまっています。
年に何度か洗濯しますが、その毛布はボロボロです。新しい毛布に替えてくれません。なんで?そこまでその毛布がいいの?
成人して異性と暮らすようになればこの毛布を替えてくれるのかな。それまで今の毛布が持ちこたえるでしょうか?」(Aさん)
きっかけの問題
「これは愛情の問題じゃないよ」と言い切る北野。
北野「『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』のライナスがそうやったもん。ずっと毛布を持っている。
精神安定のものだと思うから、たぶんだけど、彼女ができたりして、その毛布『ださっ』となると、毛布を手放す勇気が出ます」
氏田「きっかけがいるのね」
北野「たぶん、毛布を替えるタイミングを失っていると思うんです。小学校一年生くらいのときに毛布を無理にはがして違うものをあげたらよかったけど、もう中二まで来たから本当に毛布が落ち着くんだと思う。
とりあえず家の中だけだから、無理にはがす必要はないと思います」
結婚しても
ところが、この後、毛布が手離せない中二の息子さんについてメールがたくさん寄せられました。
「プロゴルファー、ツアー8勝の深堀圭一郎さんは、38歳の結婚時でもチュチュのタオルと寝ていると奥さんが言っていました。中学生ならまだまだです」(Bさん)
「私の30代の息子も同じです。一年中使っていました。就職し家を出るときにも持っていきました。ひとり暮らしの部屋に行ったとき、毛布を洗おうと持ち帰りました。すると、その日の夜帰宅した長男から電話があり『おかん、毛布返して』。
次の日、あわてて乾燥機をかけて長男の部屋に戻しました。諦めてください。愛情不足ではないです」(Cさん)
中学生どころか、30代でも、結婚しても離せない人はいるようです。仲間はいるので安心してくださいと言うべきか、まだまだ毛布は手離さないと心配すべきなのでしょうか。
還暦でも同じ毛布
ところが、究極のメールが届きました。これに勝てる方がいるでしょうか?
「アラカンの私も中学のときからずっと同じ毛布を使っています。しかし、さすがに夏は使いません。
古びた肌触りの悪い、だいだいの毛布なんですが、なんで?と思うのですが、その毛布を着るとすごく暖かく、冬場でもその毛布と夏布団1枚で寝ています。
新婚の頃、冬に妻と同じ部屋で寝ていましたが、妻は『寒くて寝れない』と訴えてきました。私が布団代わってあげるといって代わると、妻は『なにこれ暖かすぎる』とすぐに寝落ちしました。冬場、別の毛布で寝たこともありますが、寒くて寝られませんでした。
肌触りの悪い古びた毛布がなぜこんなに温かいのか、本当になんで?と思います」(Dさん)
北野「へー、何かが宿っているのではないですか? ええ意味で。天使のようなものが宿っているのではないですか?」
ちょっとオカルトめいた毛布の話です。
乳首をいじらないと寝れない?
こんな投稿も。
「同棲していたカレ。18、19の頃です。
寝るとき必ず親指を吸い、空いてる手で私の乳首をいじりながら眠りについていました。当時、若かった私はいじられるたびに感じて、その気になるのですが、相手は私の乳首をいじりながらすーすー寝ていました。そして、私は常に寝不足になりました」(Eさん)
北野「エッチする気ないのに相手の乳首触ってるの失礼やろ(笑)」
毛布ではなく、乳首をさわっていると安心して眠れる人だったようです。
(みず)