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なぜ?私立短期大学の16%が閉校へ

なぜ?私立短期大学の16%が閉校へ

短期大学の閉校が加速しています。少なくとも45校の私立短期大学が2025年から27年度に学生募集を停止することがわかり、私立短大全282校の約16%にのぼります。4月3日の『CBCラジオ #プラス!』では、永岡歩アナウンサーと山本衿奈がこの話題を取り上げました。

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理由は少子化

短期大学は1950年に誕生し、学生の多くは女性。保育士、幼稚園教諭、栄養士など地元で働く専門職人材を多く養成してきました。
2年か3年で卒業することができ、学費水準は4年制より安いため、家計が苦しい学生の進学先という側面もあった短期大学。

しかし2025年度の4月以降入学者なしとなった短期大学部は、東海3県では岐阜聖徳学園大学、名古屋女子大学、鈴鹿大学。
2026年度も、愛知文教女子短期大学の入学者がいません。

この短期大学の閉校の理由のひとつは少子化。
学生が減ると財務状況も悪くなり、より入学者が少なくなり定員割れも起こってしまいます。
2024年度から、基準以上に定員割れが続く短期大学が国の就学支援制度から外される措置が始まり、31校が該当しました。

支援制度で支援を受ける私立短大生の割合は大学生より高いです。
除外校を敬遠した受験生は少なくないとみられ、支援制度を外されたうちの14校が募集停止を決めました。

人数だけで除外なんて…

就学支援制度は3年連続で学生数が収容定員の8割未満になると対象外になります。
永岡は講師のレベルや施設の質などではなく、人数だけで対象外となるシステムに違和感を覚えました。

永岡「『こんな施策しました。きっとここから皆に周知していけば来てくれるはずです』って言っても『いや3年連続で8割未満だったんでこれから外します』ってなっちゃうところがあるわけよね」

山本「じゃあもう、短大側が新しい策を打ち出そうと思ってもどうしようもないという」

永岡「だから3年以内には結果を出しなさいっていう、なかなか厳しいよね」

入学者数減少の理由に少子化がある中で、定員充足率を確保していくのは難しいところです。

短大を選んだ理由

永岡から短期大学入学のきっかけを尋ねられた山本。
高校生の頃に美容を学びたかったそうで、当時日本で唯一短期大学で美容についても学べる大学を見つけたとか。
専門職を学びつつ、短期大学の卒業資格も取れた方が良いと親の後押しもあり、短期大学の進学を決めたそうです。

山本「2年で専門知識も学ばないといけないし、一般的な勉強も忙しかったけど、でもすごく充実してましたね」

永岡「僕は4年制の大学行きましたけど、ちゃらんぽらんでした。
短大行ってる友達とかは、やっぱちゃんと毎日学校行ってさ、勉強して、当たり前を当たり前にやれるっていうのはすごいなと思ってたから」

山本「4年制大学の皆さんのことを羨ましい目でみんな見てました。短大生は」

短期大学、4年制大学、専門学校…それぞれの良さがある中で、短期大学という選択肢が減っていくのは学生にとっていい状況といえるのか、疑問が残ります。
(ランチョンマット先輩)
 

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