夫が妻から尋ねられ、恐怖を覚える質問とは?
夫と妻それぞれが相手に対して憤ったエピソードが寄せられるCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナー「ムカつく相方」。11月11日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、怒りの込められた投稿を紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く恐怖の質問
夫が妻から尋ねられて困る質問は何でしょうか?
「世の旦那さんは、奥さんから聞かれたときに怖い質問は『今晩のおかず何する?』」(Aさん)
小高「確かに。答えはよーく考えてしてくださいよ」
「その日、私は帰宅して、お風呂を洗って、トイレの掃除を済ませて、マラソンに出ようとしたときです。来ました、あの質問。『今晩のおかず何がいい?』
だいたい私が食べたいものを言ったとしても、嫁さんが思い描いているものと合致しないと作ってもらえず、かといって『なんでもいい』と言うと、『じゃ、草でもいいの?』とブチギレてくるんです。
私はおそるおそる昼間ふと食べたくなった回鍋肉を思い出し、『回鍋肉食べたいな』と答えました。すると嫁さんは大きなため息をついて、『あー、面倒くさ!』」(Aさん)
この「あー、面倒くさ!」の意味を小高が解説します。
小高「作ろうとイメージしていたものでないとか、冷蔵庫にない食材のものを言われたときに、なんでそんな面倒くさいものを言い出すのと思っちゃうんですよ」
聞かなきゃいいのに
Aさんの投稿は続きます。
「私は聞かれたから答えただけで、作っていただけるなら何でもいいんですよ。思わず消え去りそうな声で『じゃ、聞かなきゃいいのに』とボソッと言ってしまいました。
それを聞き逃さない嫁さんはブチギレです。『あーもううるさい!ハゲ、早よ走ってこい!』。私は逃げるようにランニングに行きました。
まぁなんと言われようと作ってくれるだけでもありがたいと必死に怒りを抑えて、それと『ムカつく相方』のネタにできると少しうれしい気持ちもあって、ランニングを終え、自分で沸かしたお風呂に入り、さぁ晩ご飯です」(Aさん)
さて、その日の夕食は何でしょうか?
「食べたかった回鍋肉が食べられるぞと食卓に座ると、そこには厚揚げとナスの甘辛炒めが。私は『回鍋肉は?』と喉元まで出かけた言葉を飲み込み、その炒め物を『おいしいね』とほおばりました。涙。『今晩のおかずは何がいい?』とは、二度と聞かないでください」(Aさん)
小高「でも、迷ったときには聞いちゃうのよ。自分でイマジネーションできないとき。もっとざっくり肉系とかがいいかも。でも冷蔵庫に早く使い切りたい魚があるときはあかんか。ざっくり白いご飯がすすむやつとか」
つボイ「いま思いつきました。人の心が読める機械を作る。ナスの甘辛煮が食べたいとか…」。
小高「冷蔵庫の中に何あるのと聞くといいかも」
永遠にベストな回答のない質問かもしれません。
カレーは手抜き?
料理については妻にも不満はあります。「カレーは手抜きですか?」で始まる投稿です。
「そう主人に言われました。以前はカレールーを溶かすだけでしたが、ここ数年は身体のことを考えて、オリーブオイルでスパイスを数種類炒めて作っています。
カレールーは小麦粉が入っているので、スパイスをトマトの水煮缶を使って無水で作ったりとかいろいろ気を遣っているんです。
それなのに、『またカレーか、手抜きしやがって』と抜かしやがったんです。もうめちゃくちゃ腹が立って、主人が亡くなるまで『カレーを食べたい』と言っても作ってやらないと心に誓いました」(Bさん)
なかなか激しい怒りですが、世の奥さんならその気持ちはわかるでしょう。
「それを聞いていた息子と娘は『これだから昭和生まれの頑固おやじは』とあきれていました。
その空気を察したのか、息子に『おーい、カレーって手抜きだよな』と同意を求めるように言いましたが、『カレーってめちゃめちゃ手間かかってるよ、作ってみなよ』と言われていました。グッジョブ、息子よ。
ちなみに主人は小さい頃から母親が作っていた肉、ニンジン、タマネギ、ジャガイモにルーを溶かしただけのカレーがいいみたいです。私はジャガイモなしで豆類を入れて、肉も牛、豚、鶏、シーフードなど変えていまして、これも気に入らないみたいです」(Bさん)
つボイ「お母さんが作った変わらないカレーがこの人はいいんですね」
「夫婦も35年以上やっていると主人の言うことをハイハイと聞くような従順な妻ではありませんからね。こちらはあなたの身体を気遣っているんじゃ、ホントに。ああ、すっきりした!」(Bさん)
つボイ「カレーは手をかければどこまでもかけられますね」
肛門からビニール
最後はカレーではなく、愛犬の肛門にまつわる話です。
「結婚記念日の前夜の出来事です。うちの愛犬がビニールを食べてしまい、便として出てきましたが、全部は出し切れなかったようで、肛門からビニールが出ていたので私がひっぱると愛犬は痛かったのか、私の顔をめがけて噛み付き、私の唇から血が出ました。
すると旦那は、私は血を流しているというのに、『お前、痛かったな~』と愛犬の心配をしています。こんなときに旦那の本性が出るんだ」(Cさん)
小高「愛犬も労ってあげたらいいけど、順番が問題よ。とっさに出るのが本音なのよ」
この話に何かをふと思い出したつボイ。
つボイ「昔、家の犬のサナダムシが肛門から出てました。ビューっとひっぱると、ぷちっと切れてしまう。全部抜けきらないので何回も引っ張り出したことを思い出しました」
小高「サナダムシよりビニールは痛そう」
つボイ「まだサナダムシの方が害があるよ」
小高「ここでの話題も犬の方にいってしまいました。奥さんごめんなさい」
つボイ「ここでもCさん置いてけぼりや(笑)」
「犬の肛門から」というのがかなりインパクトがあるのでしょう。決して奥さんをおろそかにしたわけではありませんよ。
(みず)