中日・松木平優太投手、最終戦の登場曲 嵐の「マイガール」に込めた感謝の思い
音楽好きで中日ドラゴンズビギナーの佐藤楠大アナウンサーが、普段一部分しか聞かない選手の登場曲を深掘りして紹介する、CBCラジオ『ドラ魂キング』のコーナー「佐藤楠大のウォークアップソング」。10月31日の放送では、松木平優太投手の登場曲を取り上げました。今回は特別編、松木平投手が10月6日の最終戦で登場曲に選んだ、嵐の「マイガール」です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く今シーズンブレイクした選手のひとり
まずはいつもの登場曲、DOBERMAN INFINITYの「We are the one」をBGMに佐藤が松木平投手の経歴を語ります。
松木平投手は、今シーズンのドラゴンズでブレイクした選手のひとりといっても過言ではありません。
大阪精華高校初のプロ野球選手として、2020年に育成ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。今シーズン途中までは育成選手でしたが、2軍で結果を残し、7月に念願の支配下登録を勝ち取りました。
髙橋宏斗投手と同期入団でとても仲が良く、今後この同期入団コンビがドラゴンズ投手陣を引っ張っていく存在になることを期待するファンの方も多いのではないでしょうか?
コーチ陣への感謝の思い
ここからは、10月6日の今シーズン最終戦にまつわるこぼれ話です。
この日、松木平投手が登場曲に選んだのは嵐の「マイガール」。ここでBGMがこの曲に変わります。
これはドラマ『マイガール』(テレビ朝日系)の主題歌で、2009年にリリースされた曲です。
この曲を最終戦の登場曲に選んだ理由を、佐藤は秋季練習初日の10月11日に松木平投手から聞いていました。
「登場曲、いつもと同じでは面白くないと思って。やっぱり最終戦だし、ちょっと感謝の気持ちを込めて何かいい曲ないかなって探していて。宏斗に聞いたら『それ、めっちゃええやん!』となった。コーチ陣に感謝をと思ってあの曲を選択しました」(松木平投手)
ストレートに感謝を伝える歌詞
この曲で印象的なのは、サビ部分の歌詞です。
1番「ありがとうの想いを伝えたいよ」
2番「ありがとうともう一度伝えたいよ」
このように繰り返し「ありがとうを伝えたい」という歌詞が登場します。
佐藤「『マイガール』というタイトル名だけ見ると、ラブソングなのかなと思ったりしたんですけれども。ストレートに大切な人に『ありがとう』と伝えた曲で、一緒に歩んでくれた人に感謝を伝えた曲だと歌詞を見ていて思いました」
お世話になった落合英二コーチ
「落合英二ピッチングコーチには本当にお世話になった」と語っていた松木平投手。
こういったコーチ陣への感謝の気持ちが前面に出た選曲、そしてサプライズ選曲でした。
そして佐藤は「日によって登場曲を変えることもできるんだな」と初めて知りました。
佐藤「試合に行って、ますます注意して聴いて観て、意識して聴いてみて、『あれ、これいつもと違うな、どんな気持ちでこの曲流してるんだろう』と考えてみるのも面白いなと思いました」
コーナーの最後に、松木平投手が2024年シーズン最終戦の登場曲として選んだ嵐の「マイガール」をオンエアしました。
(minto)