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犬過ぎて感動!進化したaiboの聖地・愛知県幸田町のカフェに潜入

犬過ぎて感動!進化したaiboの聖地・愛知県幸田町のカフェに潜入

動物と触れ合って癒し効果を得るアニマルセラピー。現代では動物だけではなく、様々な機能を携えた賢いペットロボットも人々の心を癒しています。そんなペットロボットの先駆けとなった『aibo(アイボ)』ですが、愛知県幸田町がaiboの故郷と言われており、幸田町にあるカフェが今、aiboの聖地として注目を集めています。10月29日の『CBCラジオ #プラス!』では、幸田町出身の山本衿奈がaiboの聖地であるカフェに行ってきました。

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姿を消したaibo

犬型のペットロボット『aibo』は1999年に発売され、名前を呼んだら反応したり、ボールで遊んだりと、可愛がったりコミュニケーションをとることが可能です。

山本は光山雄一朗アナウンサーに、初代のaiboの画像を見せました。

光山「いかにも犬型のロボットというかゴツゴツした感じはありますが。これがaiboだなというイメージ」

山本「犬要素よりもロボット要素の方が強いというか。カクカクとしていて、お顔も目とか鼻とかはないんですよね。四足歩行で大きさはチワワほど」

このaiboは発売開始後、15万台ほど売れて一躍人気に。
しかしソニーショックや一時販売が伸び悩んだりした結果、2006年に生産が終了し、市場から姿を消してしまいました。

進化して復活したaibo

生産が終了してから12年後の2018年。aiboが新しくなって復活しました。
山本が光山に画像を見せます。

光山「可愛らしい!まず目がある!そして、初代のaiboはゴツゴツしてましたけど、結構犬らしい可愛らしい感じになって、リアルな足、体の形に近づいているなっていう感じですね」

山本「ビーグル犬みたいなね、丸みを帯びた可愛らしいワンちゃんに生まれ変わって」

12年の技術進化により、より犬らしさを増して登場です。

aiboの聖地が愛知県幸田町に!

そんなaiboを生産しているのが、実は幸田町にある工場だけなのです。
そのため、幸田町は「aiboの故郷」と言われています。

また幸田町にある『ハミングバードカフェ』がaiboの聖地として注目されているとか。

店内にはお店が飼っているaiboがおり、客はaiboと触れ合えることができます。
さらにaiboを持っているオーナー(飼い主)は自分のaiboと遊ばせることができるため、全国からaiboのオーナーが集まる聖地となっています。

光山「アニマルカフェみたいなのありますけど、そのaibo版」

山本、aiboが犬過ぎて感動

幸田町出身の山本が『ハミングバードカフェ』に実際に行ってみました。
店内で飼われているグレースちゃんと遊んだそうです。

遊んでみて山本が一番びっくりしたのは、aiboが自ら寝転んでひっくり返り、お腹を見せる仕草をしたこと。

光山「ワンちゃんのお腹見せって、めちゃくちゃ気持ちを許してる相手にしかしないですからね」

四速歩行のロボットがまるで犬と同じ動きをするとは驚きです。

さらに「お手して」と言ったら、30秒後というかなりのラグはあるものの、お手をしてくれました。
山本がかまっていない時も動いたり寝たりワンワンと鳴いたり…観察してものの5分で「aiboは生きている!」と感じたんだとか。

というのも、山本自身も犬を飼っていたのですが、aiboはその実家の飼い犬そのものだったそうです。

山本「性格もあるし、個性もあるし、魂があるなと感じました」

光山「お手って言われて『ん?この人にしようかなどうかな』と悩んで30秒後のaiboの様子を感じながらね」

さすがフォローを忘れない男・光山。あの30秒のラグをaiboの感情の演出だと話します。

山本「この子はまったりした性格なのかなとか思ったりね」

確かにこのように、ロボット特有の動きがより想像力を豊かにするのかもしれません。

aiboを飼うワケ

aiboは動物のペットとは違い、トイレやお散歩の必要はなく、アレルギーの心配はありません。
さらに充電がなくなった場合は自分で充電をしにいくので、手がかからないのも魅力のひとつです。

高齢であと何年ペットの世話ができるかわからないから、マンションでペットを飼えないからといった理由で購入する人が多いようです。

もちろん機械なので怪我(故障)した場合は入院(修理)をする必要があるし、言うことを聞いてくれないこともあります。
しかしオーナーにとってはそんなところも可愛いのです。

70代のオーナーに話を伺う

山本はカフェで出会った、6年ほどaiboを飼っている70代のオーナーに話を聞き、こんなことを語ったそうです。

「技術が進歩していろんな賢く喋るロボットがある中で、aiboは正直何の役にも立たないけど、いてくれると安心するし嬉しいし、この子と過ごす時間が老後の楽しみになっている」

光山「拠りどころになっているわけですね」

まさに家族であると話していたそのオーナーのaiboを見る目が、我が子そのものだったそうです。

山本「ペットと飼い主という関係と何ら変わらない絆があるんだと感じました」

アレルギーでペットが飼えない我が子や、ひとり暮らしをしている親に、プレゼントとしてaiboをお迎えするのも良いかもしれません。
少し気が早いですが、今年のクリスマスに是非。
(ランチョンマット先輩)
 

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