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マニュアル免許を取得した女性、スポーツカーで山を攻めた結果

マニュアル免許を取得した女性、スポーツカーで山を攻めた結果

10月15日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、車好きのアシスタント山本衿奈が、オートマチック車の限定を解除してマニュアル車の運転免許を取得したことを報告しました。早速岐阜県と滋賀県をまたがる伊吹山へドライブに出かけた山本。いやいや、急にひとりでマニュアル車を運転だなんて大丈夫?安心してください、娘にとって頼りの権化、圧倒的安心感である存在・父も同乗です。

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見た目から入った

すらっとしたスタイルで品性漂う容姿の山本。そんな彼女初の公道を走る相棒はSUBARU BRZ。
そう、ごりっごりのスポーツカーです。

大自然の山道をスポーツカーで駆け抜けるのを想像して興奮する、変態的な車好きである彼女はいわゆる「形から入るタイプ」です。

「どうでしたか?」と尋ねるメインパーソナリティの光山雄一朗アナ。

山本「何回か心折れました」

さて何が起こったのでしょうか?彼女の口から珍道中が語られます。

デビューが高速道路

見た目ゴリゴリであるにも関わらず、最初から名古屋の街並みを走るのが怖かった山本、実はゴリゴリのマニュアル初心者です。

真面目な彼女はおそらく安全を第一にしたのでしょう、はじめは彼女の父に運転を任せ、途中から交代するプランを作りました。
乗り心地を楽しく満喫しているだけでは?という気持ちにもなりますが、他人の運転を見ることも練習のうち。

そうして交代の時がやってきます。
彼女の父が交代を宣言した場所は、名神高速道路の養老サービスエリアでした。

光山が「技術的にはシンプル」と言ったように、高速道路はスピードの恐ろしさはあれど初心者にとって運転しやすい道路です。

ところが山本は思いました。

「運転したくない。怖い」

5分ほどゴネたものの観念し、運転席に座り発進。
ついに山本の公道デビューが始まります。

はじめのうちはガコガコと上手くいかなかったものの、スピードに乗ってギアを6速に入れてしまえばそのまま一本道をまっすぐ走るだけ。
そこまでいけば、山本にとってはオートマと同じ感覚でした。

父からも「なかなかいけるじゃん」とお褒めの言葉を頂戴し、出だしは好調。
多少エンストしながらも伊吹山ドライブウェイの料金所に到着しました。

まさかの難所が料金所

料金所にてお金を払い出発しようとしましたが、ここで困難が訪れます。
料金所は緩やかな上り坂。発進させたと思いきや、後ろに下がってしまいました。
後続車がいなかったものの今度はエンスト、その次もエンスト。

再三のミスで山本は焦燥感に襲われ、さらには左からは父があれこれ口を挟み、右からは料金所のおじさんがこれまた何かを言っている状況。
「おふたりともお静かに!」と品のある言い方だったものの、パニックに陥ってしまう山本。

案の定またエンストしてしまうので落ち着くことにした彼女は、まず両隣から叫ばれる言葉を聞き取ることにしました。
父は「クラッチを離せ!」と言い、料金所のおじさんは「頑張れ頑張れ!」と言っていたそうです。

さて言葉を理解した山本はより落ち着きさを増し、ようやく出発することができました。

教習所ではできていた坂道発進。後々「これが洗礼か」と山本は思いました。

いざ山道へ

料金所を越えるとメインの山道がやってきました。
ギアによる変速操作が山道のマニュアル車の醍醐味。しかし山本にそんな余裕はありません。
3速40kmで進むも緊張し、さらに料金所で坂道後退した経験から後続車が来るたびにプレッシャーが襲います。

変速を楽しむ余裕も、伊吹山の綺麗な景色を見る余裕もありません。
1時間弱の運転で山頂に到着すれば、くたびれ果てた様子で何も考えられなかったようです。

そもそもデビューが山でよかったのでしょうか?

実は山本の父が「山ではギアチェンジするから慣れるだろう」とチョイスした初ドライブ。
自身のSNSにも「いきなり山ですか?」と心配のポストが届いたそうで、「いま思えば初めてで山に行くのはチャレンジャーな選択だった」と公開する山本。

山は登りの方が難しい

山頂でへとへとの山本に、父はこう言いました。

「山は登りの方が難しい。登れたらもう下れるよ」

この言葉に山本は「そうか!さっき登ってこれたから、私でもちゃんと下れるんだ!」と思ったそうです。

光山「おお!(下りも頑張ったんだね!)」

山本「下りの運転は父に任せました」

光山「!?!?」

共演者のフォローを決して忘れない光山アナも絶句。

おそらく山本的には、下れるとわかったのであればもはや練習の必要なしということなのでしょう。大変な山道を登り切っただけでも花丸です。

反省した様子の山本は「リスナーから習うより慣れろといただきましたので、戒めを込めて」として、大事MANブラザーズバンド「それが大事」を選曲しました。
私からはDREAMS COME TRUEの「何度でも」を贈りたいです。
(ランチョンマット先輩)
 

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