どうしてそうなる?自分の忘れ物を妻に探させておいてブチ切れる夫
10月9日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「忘れ物に関する話」では、“忘れ物の天才”を夫に持つリスナーAさんの苦労話が明かされました。Aさんの夫は自分でなくしたにもかかわらず、Aさんに電話をかけさせたり、探させたり、はたまた怒ったりするというのです。このAさんの話を聞いた北野誠と松岡亜矢子は、Aさん夫婦に今後起こりうるある心配な状況について語りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く「忘れたから電車を追いかけろ!」
「家の旦那は忘れ物の天才で、今までも数知れずです。財布、帽子、カメラの三脚、ウエストポーチ、旅行鞄などなど」(Aさん)
旅行鞄の時は、Aさんが夫を駅まで行ったところ「カバンを忘れたから電車を追いかけろ!」と言われて、車で飛ばしたそうです。
「いやもうそれ、なんかのドラマ?ドラマやで」と、あきれる北野。
「忘れ物をしても連絡をするのはいつも私。あちこち電話をかけて、本当に疲れます。よそに忘れてくるだけじゃなくて、家の中でも忘れます。
置くところを決めてあってもそこに置かないのでどこかに行ってしまい、『どこ?どこにやった?お前、どこにやったんだ!』と私が責められます」(Aさん)
自分が置き忘れたのにAさんを責めるとは、あまりにも理不尽です。
すぐに答えないとブチ切れる
「ふっと『あれ、どこにやったかな』と思い出して、夜中に探すこともしょっちゅうあります。あちこち目を配っておかないと困ります。聞かれてすぐに答えないとブチ切れます」(Aさん)
あまりにも勝手すぎる行動に「どういうことなんやろ」と理解できない北野は、以前番組内のコーナーで取り上げたことがある「情けない夫たち」について語り始めます。
北野「旦那さんの病院に電話するのが奥さんって、まあまあいてはるんですよ。自分が行かなあかんのにやで。『ちょっと聞いてぇや』って、奥さんに病院に電話させる」
松岡「えー本人なのに?」
北野「これもそうでしょう。忘れ物して、連絡するのは“私”なんですよ」
中身はこどものまま
松岡「いや、あんたがかけなさいよっていうね(笑)」
北野「せやねんけど、奥さんがかけてんねん。意外とこういう人多いのよ」
こんな夫になってしまう原因について、北野は「多分、昔お母ちゃんが何でもやってくれたのが、奥さんになってんね」と分析します。
自分のことを自分で処理できない性格は、幼少の頃に完成されたものであるようです。
以前問題となったのは、病院への受診予約や症状の説明を奥さんにさせる夫でした。
北野「なんかもうややこしいやん。当人が言わなあかんねんからな。それも嫌やねんて。昔、お母ちゃんが病院に電話してくれて『うちの息子はこんな容態で』というのが、そのまんまいま奥さんがやってるところもあるらしい」
これとまさに同じようなことが、Aさんの家では起こっているということです。
倒れた妻に「俺の晩飯は?」
北野「これAさんにもし何かあった時に、一番困るのは旦那さんですからね。何にもできないですよ」
松岡「ね、うろたえるだけでしょうね。倒れてるAさんに『どうしたらいい?』っていう感じですよね」
想像するだけで恐ろしい状況です。
北野「『今日の晩飯どうすんねん』ってこのパターン」
松岡「『ごめんね。運ばれるかもしれないから、私』」
北野「『私いま自分で119番したやんか。晩飯考えられへん』『どうすんねん!俺の晩飯』っていう」
松岡「頼むからあっち行ってくれって思いますよね、本当に」
普段の行動から察するに、あり得なくもないシチュエーションです。
「やりすぎたらあきませんよ。こういうのやらしとかなあきませんよ」とAさんにアドバイスを送った北野でした。
(minto)