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ツマミになる音楽?話題のバンド YONA YONA WEEKENDERS

ツマミになる音楽?話題のバンド YONA YONA WEEKENDERS

8月4日、話題のポップロックバンド、YONA YONA WEEKENDERS(ヨナヨナウィークエンダーズ)のボーカル、ギターの磯野くんが名古屋のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。“ツマミになるグッドミュージック” を奏でるメロコア・パンク出身の4人組バンドですが、音楽性と意外な素顔が明かされます。聞き手は小堀勝啓です。

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周りがざわつく

小堀「話題の4人組バンドYONA YONA WEEKENDERSのボーカル、ギターの『磯野くん』さんです。磯野くんまでが名前です」

磯野くん「さかなクンとかなかやまきんに君的なジャンルです」

小堀「サンプラザ中野くんとかアグネス・チャンとか」

アグネス・チャンは違います。

YONA YONA WEEKENDERSは、ボーカル・ギターの磯野くんに、ギター、ベース、ドラムスの4ピースバンド。

小堀「周りでもエライものが出てきてるねえって噂してます」

小堀流に分析

メンバーはもともとパンクロックがルーツだったとか。

磯野くん「意図してないですけど、そう聴いてくださるのも嬉しいですね」

小堀「パンクの持ってる猛々しさとか排他的な感じがなくて、すごくウエルカム感がある。それに音がめちゃくちゃ良い。4ピースでも音に厚みがあるし」

YONA YONA WEEKENDERSの音楽を分析する小堀。

小堀「ルーツはパンクって言うけど、シティポップの匂いがいっぱいある。その中でもファンクに寄ったAORみたいな味がすごくあって、めちゃくちゃいいですよ」

二足の草鞋

メンバー全員、普段会社員として働いているそうです。
ちなみに磯野くんさんは2年前までは外回りの営業。現在は自宅でできる仕事に転職したんだとか。

曲作りは、そこで起こること、感じたことをメモして、曲に使えるフレーズをそこから引っ張ってきたり、そこから世界観を発展させていく方法だとか。

小堀「もっと湿った感じだとサラリーマン川柳。乾いた気持ちに乗せるとこういう曲になるんですね」

素敵なフレーズ

7月24日にはセカンドアルバム『LIVE』をリリースした YONA YONA WEEKENDERS。
作詞・作曲は磯野くんさん。小堀は曲のタイトルからも歌詞からも、「ああ、やられた」というフレーズが多数あったそうです。
例えば4曲目の「行けたら、行くわ」。

小堀「なんて素敵なフレーズ(笑)」

磯野くん「誰もが言ったことがあるし、言われたこともあると思うんです」

イエスかノーか、二者択一の欧米人には、どっちやねんと言われそうですが、日本人ならではの気遣いの言い方です。
この「行けたら、行くわ」というフレーズについて…

磯野くん「関東と関西ではニュアンスが違うらしいですね」

関東だと「行きたいんだけど」という割と前向きなニュアンス。関西になると「ほぼ行かない」というニュアンスになるんだとか。

磯野くん「僕は岡山県出身なんで、この曲のテーマは後者の方なんです(笑)」

大人の余裕

社会人をしながら活動しているYONA YONA WEEKENDERSは、同じく仕事を持ちながらアーティスト活動をしていたクレイジーケンバンドに通じるテイストがあると言う小堀。

小堀「やっぱり世の中を見てる人間じゃないと、こういうのはできないですよ」

磯野くん「社会人になってみて、いろいろ大変な思いをしたことが曲になっていってるんで、皆さんに寄り添えるメッセージを歌えてるって感じてますね」

社会人生活の中での理不尽なことなども、怒りの方向に持っていくのではなく、サラッと受け流すスマートさもあります。

磯野くん「ちょっとトンチを利かせたストレートではない表現。大人の余裕を見せていくことにこだわってやってます」

冷蔵庫完備

YONA YONA WEEKENDERSは「ツマミになるグッドミュージック」をキャッチフレーズに活動します。ステージ上にはアンプの横に小型の冷蔵庫を完備。

磯野くん「常にルービーをキンキンに冷やして、飲みながらライブをやります」

小堀「『酒なくて なんの己が ライブかな』と言うぐらいのもんであるべき姿です」

ライブは異様に盛り上がるそうです。YONA YONA WEEKENDERSは現在、全国ツアー中。興味を持った方は是非一度ライブへ足を運んでみては?
(尾関)

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