6月が分かれ道!ボーナスで差がつく「貯まる人」と「消える人」の違い
働いている人にとって 日常生活で働いている人は、毎月の給料とは別にプラスして企業によってはボーナスが支給される「ボーナス(賞与)」。
企業によっては夏や冬にまとまったお金が入るため、「自分へのごほうびに欲しかったものを買おう」と考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ボーナスの使い道によって生まれる、お金が「貯まる人」と「消える人」の違いについて、ファイナンシャルプランナーの視点で解説します。
ボーナス=自分へのごほうびは、大きな勘違い?
ボーナスも働いて得た大切な収入のひとつです。正式名称は、「賞与(しょうよ)」であり、会社の業績によって支給額は変動するものの、懸賞や福引のような“臨時収入”とは異なります。
「ボーナス=ごほうび」という考え方が、お金が貯まりにくくなる原因になることも。実際に、ボーナスの使い方によって、将来に向けて着実に備える人と、気づけばお金が消えてしまう人に分かれていきます。その差は、3年後、5年後、10年後に大きく表れてくるのです。
「消える人」は、“余ったら貯金”をしている
ボーナスが入ると、「がんばった自分にごほうびを」と思うのは自然なこと。欲しいものやサービスにお金を使うこと自体は悪いことではありません。
ただし、ボーナスをあてにしたお金の使い方はおすすめできません。
ボーナスが入ってもお金が消えてしまう人の特徴は、「欲しいものを買って、残った分を貯金しよう」と考えていることです。
実際には、
・なんとなく外食が増える
・無計画な買い物をしてしまう
など、小さな出費が重なり、気づけばボーナスがほとんど残っていなかった……なんてことも。
さらに最近は、食品や光熱費、ガソリン、税金など、生活しているだけで出ていくお金が増えています。そんな中で「余ったら貯金する」という考えは、実はかなり難しい時代なのです。
「貯まる人」は、最初に使い道を4つに分ける

一方で、お金が貯まる人は、ボーナスの使い道をあらかじめ分けています。
おすすめは、「5:2:2:1」の法則です。
内訳は、
・貯金(ボーナスの50%)
・投資(20%)
・日常生活費の補填(20%)
・自分の楽しみ(10%)
です。
大切なのは、「残ったら貯める」のではなく、最初に貯金や投資に回すお金を確保すること。
そのうえで、残りのお金の使い道を計画します。
これは、毎月の「先取り貯蓄」と同じ考え方です。
賞与の金額が多い・少ないは関係ありません。高収入でなくても、使い道を分ける習慣がある人ほど、着実に貯金や投資を続けられている傾向があります。
ボーナスを“貯金する”だけでは不安な時代
最近は、「銀行に預けているだけでは増えない」と感じる人も増えています。
例えば、100万円を銀行に預けていても、受け取れる利息はごくわずか。一方で、物価は毎年のように上昇しています。つまり、お金の価値が少しずつ目減りしている状態ともいえます。
だからこそ、ボーナスをただ貯金するだけではなく、新NISAやiDeCoなどを活用し、将来に向けて資産形成を始める人も増えています。
教育費、住宅費、老後資金など、ライフステージの変化に伴って大きな支出は必ず訪れます。給料だけでなく、ボーナスをどう使うかが、3年後、5年後、10年後の安心につながっていくのです。
6月が分かれ道、ボーナスで差がつく「貯まる人」と「消える人」の違い まとめ
ボーナスは、「自分へのごほうび」ではなく、働いて得た収入のひとつです。お給料と同じように、まずは貯金や投資に回すお金を確保し、残ったお金で使い道を考えることが大切です。
なんとなく使えば、まとまったお金もあっという間に消えてしまいます。一方で、先に備える習慣がある人は、将来の楽しみや突然の支出に少しずつ備えています。
「貯まる人」と「消える人」の違いは、ボーナスの多さではなく、使い方。ぜひ、今年の夏のボーナスから実施してみてはいかがでしょうか。
【ファイナンシャルプランナー祖父江仁美】
大学卒業後、保険会社と保険代理店にて約11年勤務。
2017年8月 名古屋で「じんFP事務所」を開業。
ファイナンシャルプランナー・J-FLEC認定アドバイザーとして、
ライフプラン研修やマネー相談、執筆などを行う。
著書「お金の使い方・貯め方教えて下さい」(主婦の友社)
プライベートは、一児の母。
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