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従来の夏バテとは違う“いまどき夏バテ”とは!? 日焼け止めが原因で変色した革の修復方法も

従来の夏バテとは違う“いまどき夏バテ”とは!? 日焼け止めが原因で変色した革の修復方法も

夏特有のお悩みで困っていませんか?日焼け止めが原因で革製バッグが変色してしまったり、涼しい空間にいるのにだるさを感じたりする人も少なくないはず。しかし、そんな夏のお悩みを一気に解決!専門家に対処法を聞きました。

日焼け止めで変色した革製品はハンドクリームで修復可能!?

CBCテレビ:画像 『チャント!』

日焼け止めを手や腕に馴染ませてから革製バッグを持ったら、持ち手の裏側が白く変色してしまった経験はありませんか?

対処法を教えてくれたのは、革製品を修復する職人・保科美幸さん。中性洗剤でも汚れを落とすことができますが、革をケアしながら汚れを落とすには“ハンドクリーム”がオススメとのこと。

ハンドクリームの油分が日焼け止めの汚れを分解してくれ、保湿効果もあるので傷んだ革のケアにも有効だと言います。香りがあるものでもOK。手に出して伸ばしたとき、白く残らず馴染むものを選ぶのがポイントです。

<ハンドクリームで革の変色を薄くする方法>
(1)乾いたコットンで革に付いた埃を落とす
(2)小豆大ほどのハンドクリームを手の甲にのせ、透明になるまでしっかりと指になじませたら、変色した部分にハンドクリームを優しく塗りこむ
(3)コットンで拭き取る

たったこれだけの作業で、汚れが浮きだし目立たなくなります。いきなり変色した部分にハンドクリームを塗るのではなく、バッグの内側など目立たないところに試し塗りをするのがポイント。

シミにならないことを確認したらバッグに塗り込み、シミになるようであればやめた方がよさそうです。

また、起毛素材などにクリームを塗ると大変なことになるので、必ず確認してから試すのがよいとのこと。

暑さが原因ではない“いまどき夏バテ”とは

CBCテレビ:画像 『チャント!』

「体がだるい」「食欲がない」など夏の暑さが原因で起こる夏バテ。実は今、従来の夏バテとは違う“いまどき夏バテ”に悩む人が増えています。

イシハラクリニックの内科医・石原新菜先生によると、涼しい空間にいるのにだるさを感じる「冷房バテ」や、冷たいものを食べ過ぎることでだるさを感じる「食冷えバテ」で悩む人が多いそう。

これが「いまどき夏バテ」。その対処法を聞きました。

<冷房バテの対処法>
・薄着すぎるのは禁物
・寝る1時間前に部屋を暗くする
・夏でもしっかり湯船につかる(38度で10分以上)

室内では冷えすぎないように、春秋の服装がオススメ。また、体を温めしっかり睡眠を取ると、自律神経のバランスが整い疲れが取れやすくなります。

<食冷えバテの対処法
・みそ汁はパーフェクトドリンク
・体を温める食材をとる
・スタミナ=肉ではない!

みそ汁は、汗で流れがちな塩分やミネラルが摂取できます。さらにシジミなど貝類が入れば、肝機能を高めるタウリンも豊富で弱った内臓を元気にしてくれます。

また「スタミナ=肉」というイメージがありますが、食欲がない時に脂の多い肉は、胃腸に負担がかかるので逆効果なことも。玄米・カツオ・マグロなども疲労回復に効果のある「ビタミンB1」を多く含んでいるのでオススメと言います。

みなさんも、夏のお悩みを解決するのに参考にしてみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント!」8月16日放送より

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