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新鮮なナスを見分けるポイントは切り口の色! ナスを知り尽くした農家に聞く「ナスのおいしい食べ方」とは

新鮮なナスを見分けるポイントは切り口の色! ナスを知り尽くした農家に聞く「ナスのおいしい食べ方」とは

今が旬の食材といえばナス。スーパーでも年中見かけることが多い野菜です。煮てよし、焼いてよしの万能野菜ナスのレシピを産地の農家さんに聞きました。さらに、新鮮なナスの選び方も伝授してもらいました。

新鮮なナスを見分けるポイントはヘタの切り口の色

CBCテレビ:画像 『チャント!』

ナス農家の方に「ナス大量消費レシピ」を聞くため今が旬のナス産地、愛知県一宮市を訪れました。

この時期、最盛期を迎え多くの露地栽培のナスが出荷されていきます。取材した日だけでも、集荷場には約2tを超えるナスが。

集荷場で作業していた農家の方に、新鮮なナスの見分け方を教えてもらいました。

(農家の男性)
「(ナスヘタの)切り口がまだ青いと、鮮度がいい。ベージュ色っぽくなっていると、(収穫から)だいぶ日にちが経っている」

続いてナス畑へ行ってみると、畑のまわりには「ソルゴー」と呼ばれるイネ科の植物がずらりと植えられていました。実はこれ、風に弱いナスを守るためだと言います。

夏から秋は露地栽培、冬から春はハウス栽培を使うことで、1年中安定してナスを栽培できるのです。

焼きナスにバターと醬油を乗せたアレンジレシピも

CBCテレビ:画像 『チャント!』

続いてナス農家の方に「ナス大量消費レシピ」を聞きます。

定番の「ナスカレー」は、トッピングするのではなく炒めたものを最後に少し煮て完成。夏はジャガイモやニンジンの代わりにナスを使っています。

多くの農家からレシピを聞く中、渡邉さんからは、「焼きナス」のアレンジレシピ「焼きナス醤油バター」を教えてもらいました。作り方は、ナスを丸ごと魚焼きグリルで10分焼き、焼きあがったら真ん中に切れ目を入れ、バターをのせます。

(ナス農家・渡邉さん)
「この中(切れ目の中)にバターを入れて、ちょっと醤油をたらします」

「焼きナスの醬油バター」の完成です。溶けたバターと醤油が混ざり合い、熱々のナスと絶妙にマッチしたコクのある味が楽しめます。

ナスのフルコース!電子レンジやホットプレートで作れる簡単レシピ

CBCテレビ:画像 『チャント!』

今回、最も多くのレシピを教えてくれたのがナス専門農家の加藤廣行さんです。

加藤さんはJAと協力し、農家を始めたい人を集めた「農業塾」を開いて新しいナス農家の育成に励んでいます。

加藤家の定番レシピ1つ目は、ほぼ毎日食べるという超簡単「レンチンナス」。息子の嫁、さやかさんが作ってくれました。

(加藤さやかさん)
「(嫁いでくるまで)ナスをあまり食べたことがなくて。ナスってこんなにおいしいのかって嫁いでから知った」

<レンチンナスの作り方>
1.ナスを横に2等分、縦に4等分に切る
2.水にさらしたら耐熱皿に並べてラップをして600Wのレンジで9分加熱
3.加熱時の水分を捨てたら、天かす、めんつゆをかけて完成

冷やしておくと味が染みてさらにおいしくなります。

さやかさんは、輪切りにしたナスをホットプレートで焼き、お好み焼きソースをかけた「お好み焼き風ナス」、輪切りにしたナスにチーズやウインナーたっぷりの「ナスピザ」、かば焼きのタレで焼いた「ナスのかば焼き丼」と、次々レシピを披露。食卓にナスのフルコースが並びました。

今が旬でとってもおいしいナス。どれもお手軽に作れるので、この機会に作ってみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント!」8月15日放送より

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