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なぜ、ドラゴンズの投手陣は四球が減ったのか?侍投手コーチ・吉見一起氏が最強リリーフ陣の一角・勝野昌慶投手に迫る

なぜ、ドラゴンズの投手陣は四球が減ったのか?侍投手コーチ・吉見一起氏が最強リリーフ陣の一角・勝野昌慶投手に迫る
「サンデードラゴンズ」より勝野昌慶投手(C)CBCテレビ

【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

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CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい!との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。

4月28日の放送回で共有したいトピックスは、ドラゴンズの最強リリーフ陣の一角・勝野昌慶投手と侍ジャパンの投手コーチ・吉見一起さんのスペシャル対談企画。昨シーズンの勝野投手は先発からリリーフに転向すると50試合に登板して5勝を挙げ、防御率2.01と大活躍。今シーズンも主にセットアッパーとして開幕10試合で7登板(4月27日終了時)とフル回転の働きを見せている。勝野投手が感じる今シーズンのさらなる成長の手応え、そして吉見さんがドラゴンズ投手陣全体で気になっている“ある”秘密に迫った。

まずは勝野投手が開幕から好投を続けている要因から・・・

ドラゴンズ日本人最速タイ158キロ記録の裏話

「サンデードラゴンズ」より吉見一起氏と勝野昌慶投手(C)CBCテレビ

吉見氏:まだ開幕して間もないですけど、ここまで勝野投手ご自身どうですか?

勝野投手:良い場面で投げさせてもらえる機会が多くて、自分の投球も去年よりも良くなっていると思うので。良い感じで投げられていると思います。

吉見氏:去年から中継ぎが本職になって「自分の中でも良くなってきた」と言っていましたけど、具体的に何が良くなった?

勝野投手:ストレートが一番良くなってきていると思います。強さだったりとか、ファウルを取れるようになったので。その辺がストライクカウントを増やせるので、気持ちが少し楽になってフォークを思い切って投げられています。

「サンデードラゴンズ」より(C)CBCテレビ

吉見氏:今シーズン、158キロが出たじゃないですか。あれはどうですか?(笑)
※4月2日のジャイアンツ戦で球団日本人最速タイをマーク

勝野投手:いや、あれは・・・(笑)。あの日、確かに体調はすごく良くて、力が出るなっていう感覚はあったんですけど。でもその日あまりスピードガンを気にしていなくて。でも球場の雰囲気が、え?何この変な空気感みたいな。ちらっと見たときに157キロ出てて、そんな出ているんだという感覚でした。でも球場のスピードガンもやっぱり速めに出ている部分もあったので。それでも158キロ出たっていうのは嬉しかったです。

竜投手陣の与四球が減った理由

「サンデードラゴンズ」より吉見一起氏と勝野昌慶投手(C)CBCテレビ

今シーズンのドラゴンズは2891日ぶりの単独首位に立ち、4年ぶりの6連勝を飾るなど開幕ダッシュに成功した。その立役者と言えるのが投手陣。球団タイ記録となる12試合連続で2失点以内に抑えるなど抜群の安定感を誇っている。そんな投手陣の活躍を見て吉見さんはひとつ気になったことがあるという。その内容とは―。

吉見氏:今年、試合を見ていて勝てているというのと、もう一つ感じるのがフォアボールがすごく少ないなという印象がある。なぜフォアボールが少なくなったんですか?みんなじゃないですか。
※ドラゴンズの1試合平均の与四球が去年の3.1個に対し今年は2.6個

勝野投手:フォアボールを出すぐらいなら打たれてもいいからっていうのは監督には言われたので。思い切って行って自分の良い球を投げて、それを打たれたなら割り切って次のバッターに行った結果かなと。

吉見氏:3ボール2ストライクになった時はストライクゾーンの中で勝負しようと?

勝野投手:そうですね。3ボール2ストライクとかになる前に、もう決着をつけるぐらいの感じです。追い込んだらもう3球勝負に行ったりとかですね。

勝野投手、今季の目標と“濡れパン”について語る

「サンデードラゴンズ」より勝野昌慶投手(C)CBCテレビ

吉見氏:まだ始まったばっかりですけど今シーズンの目標は?

勝野投手:2年連続50試合を投げることと、去年は1か月ぐらい離脱してしまったので、1年間怪我をしないことですね。それとフォアボールも意識はしています。

吉見氏:出さないように?

勝野投手:はい!

対談の最後に吉見さんが気になったことを勝野投手に投げかけた。

吉見氏:なんやったけ?その髪型?(笑)

勝野投手:濡れパンです(笑)

懐かしいにもほどがある!?ドラゴンズの最新トレンド情報

勝野投手が吉見さんに明かした“濡れパン”とは、1980年代に大流行したパンチパーマのこと。じつはドラゴンズには“パンチパーマ3人衆”が存在しており、密かにブームの再燃の兆しがあるとかないとか・・・。

昨シーズンにライオンズから移籍した川越誠司選手が火付け役となり、それに影響を受けたのが松山晋也投手。続いてブームに乗っかったのが勝野投手で今年の沖縄キャンプの練習後に時間潰しでパンチパーマにしたとのこと。パンチパーマはセットが楽で、髪も乾かさなくていいとの利点があるものの、勝野投手が抱えている悩みを打ち明けた。

勝野投手:パンチパーマをして帰ると娘は僕のことをトイプードルと呼ぶし、嫁は頭をかかえて「マジでいやだ~」と言うし。家族は多分、一緒に歩きたくないけど、僕は気に入っているんで(笑)。ちょっと困ってますが、そこだけっす。

イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。 吉見さんに解説してほしかった・・・最近の勝野投手は大丈夫!?

今週のサンドラを観た感想・・・。勝野投手は筆者の地元の大スター!!今シーズンは開幕から7試合連続無失点投球と無双していたのですが、4月12日のタイガース戦で初めて失点すると、20日のタイガース戦ではまさかの5失点。さらに27日のカープ戦でも1失点と不安定なピッチングが続いています。この原因は開幕直後のフル回転が影響してストレートの球威が落ちているのか、それとも他に原因があるのか・・・。その点について吉見さんに解説してほしかったのがイチ視聴者のホンネです。怒涛の開幕ダッシュの要因は間違いなく最強リリーフ陣の活躍であり、その中心にいたのが勝野投手。勝野投手が調子を落としたのとリンクするようにチームの成績も下降しているので、勝野投手の復調は必要不可欠です。岐阜県可児市の星・勝野投手を全力で応援しています!!

(このコラムを書いたのは・・・サンドラ視聴歴約30年の40代竜党)

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