中日ドラゴンズの沖縄キャンプも後半戦に突入し実戦形式の練習が増える中、上半身の張りのため慎重な調整を続けている松山晋也投手が、ブルペンでの投球を再開。
本格復帰に向けて着実な歩みを見せた。

7日以来となるブルペン「すごい感触は良かった」

松山投手は、上半身の張りのため、9日に打撃投手の登板を回避して以来ノースロー調整を行い、14日にネットスロー、17日にキャッチボールを経て、この日は7日以来となるブルペンでの投球を行った。
大塚晶文コーチが見守る中、ルイス・ブルペン捕手を立たせた状態で20球を投げ、力強いボールがミットに吸い込まれた。
「本当に強い球がいっていましたし、すごく感触が良かった。やっぱり野球っておもしろいな！」と手応えを語った。
さらに、「ルイスさんも良いと言ってくれたんで嬉しかった」と、スタッフからの評価にも喜びを示した。

開幕へ慎重な調整で万全を期す

今後の調整については、「まだプランは聞いていない」としつつ「期限を決めてしまうと、僕も焦っちゃうかもしれない」と慎重に進めていく姿勢も示した。
「少しのずれが、大きなずれに繋がると思うので、この期間でやってきたことをしっかり見直し継続してやっていき、また新たな発見が出てきたら、そこでしっかり修正できるようにしていきたい」明かした。