中日ドラゴンズの守護神争いの行方は!?「現段階では100点です」清水達也投手が自信!オープン戦に向けて確かな手応え

中日ドラゴンズキャンプも終盤を迎え、守護神争いが激化している。Agreスタジアム北谷では、清水達也投手が実戦形式のシートバッティングに登板、存在感を示した。
清水投手は、打者4人に対し、ヒット性の当たりを打たせないピッチングを披露。持ち球全球種を試すことができ、手応えを感じた様子だった。
清水投手は「全球種試すことが、実戦という場でできた。落ち球とかをこれから精度上げて、真っ直ぐのスピードを上げていかないといけないので、しっかりやっていきたい」とコメント。
オープン戦に向けての意気込みも、「実戦でしか慣れることはできないので、シーズンでいい状態にしたい。現段階では100点です」と自信を見せた。

ドラゴンズの抑えは、清水投手と松山晋也投手の争いかと思われていたが、新外国人のマルテ投手も入団会見で抑えに立候補し競争は一層激しさを増している。
藤嶋も好投、中継ぎのキーマンに
一方、中継ぎで3年連続50試合登板と実績のある藤嶋健人投手も、シート打撃に初登板した。打者5人に対し13球を投げ、全打者を完全に抑えた。

新球種のスライダーでボスラー選手をライトフライに打ち取るなど、好投を見せた藤嶋投手。
「ストライクゾーンに投げ込むことを意識した。1イニングの予定だったが、球数が少なかったのでもう2人。ストライクゾーンに投げ込めている証拠だと思う」と手応えを語った。

ドラゴンズの投手陣は、開幕に向けて着々と調整を進めている。守護神争いの行方と、中継ぎ陣の充実ぶりに注目が集まる。