"投手から野手へ転向"…中日・加藤竜馬選手がプロ入り初安打!育成からのステップアップを目指した挑戦に井上監督も注目!
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【2/19 練習試合 サムソン・ライオンズ(韓国)5-3 中日ドラゴンズ二軍 ONNN赤間ボール・パーク】
ドラゴンズの2軍はサムソン・ライオンズとの練習試合に臨んだ。この試合で、投手から野手に転向した育成選手の加藤竜馬選手が、プロ入り初安打を放った。
投手から野手へ、新たなスタート
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加藤選手は昨シーズン、投手として2軍で9試合に登板したが、結果を残すことができなかった。しかし、オフシーズンに野手として育成契約を結び、新たなスタートを切った。
練習試合では、5回1アウト1・3塁の場面で打席に立った加藤選手。センター方向へ打球を運び、見事うれしいプロ入り初安打、さらに初打点となった。
インタビューで「今まではピッチャーで守る側で、自分が打って一点がはいるっていうのはうれしいですね。」喜びを表現。
今後への意欲・監督も注目、期待高まる
この日、視察に訪れていた井上一樹監督も、加藤選手の活躍を見逃さなかった。「なんか打ったボール記念ボールみたいに欲しいって感じで、公式戦でもないのに練習試合のボールを欲しいっていうのもちょっと面白い」と、和やかな雰囲気で加藤選手の初ヒットを祝福した。
加藤選手本人は「ベンチのスタッフが貰ってくれた」と語り、「この一本を初めてとして、増やしていきたい」と今後への意欲を示した。
投手から野手への転向は簡単ではないが、加藤選手の挑戦はまだ始まったばかりだ。この初安打を足がかりに、育成選手から支配下登録へのステップアップを目指す加藤選手の今後の活躍に期待が高まる。