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つけ麺のスープなのに飲み干す人続出!?“ドリル仕込み”の衝撃ラーメンとは?東海地方の本当にうまいラーメンランキング(前編)

つけ麺のスープなのに飲み干す人続出!?“ドリル仕込み”の衝撃ラーメンとは?東海地方の本当にうまいラーメンランキング(前編)
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、東海3県のラーメン店主203人が選ぶ「東海地方の本当にうまいラーメン ベスト15」を大発表。前編では第15位~第11位を紹介!

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シジミとアサリのダブル使いが決め手!唯一無二の貝ダシ

CBCテレビ『デララバ』

東海地方は、毎年新しい店がオープンしているラーメン激戦区!愛知・岐阜・三重のラーメン店の数は2000店以上にも(番組調べ)。今回は東海3県のラーメン店主が他店のラーメンを推薦する前代未聞の特別企画です。

「ラーメン店主がガチで選ぶ本当にうまいラーメンランキング」第15位は、岐阜・各務原市の「貝出汁ラーめんクラム」。名鉄各務原線「市民公園前駅」から徒歩5分。開店前から、予約に来るお客さんが後を絶ちません。

看板メニューは「貝出汁特製塩ラーめん」。貝がメインのダシを楽しむ大人のラーメンです。

店主は中田武志さん。好きすぎて趣味で作っていたラーメンを仕事にしようと、35歳の時にほぼ独学で、最初の店をオープンしました。

スープ作りのスタートは午前8時。シジミは島根県の宍道湖産(しんじこ)で、臭みが少なく味が濃いのが特徴。アサリは、国産で大きめのサイズを使用。うまみがより強くなるので、あえて冷凍の貝を使っているのだとか。

次に、シジミとアサリ7㎏を90℃で30分炊きます。100℃だと味が抜けてしまうそう。貝ダシは一晩寝かせて余計な水分を飛ばします。さらに貝の存在感を強める工夫も。貝のダシを取った後の身は、ラーメンに使う鶏油に入れ、油に貝の香りをプラスします。

パンチの秘密はニンニク香る自家製オイルにあり!

CBCテレビ『デララバ』

「ラーメン店主がガチで選ぶ本当にうまいラーメンランキング」第14位は、名古屋市中区の「濃厚中華そば 佐とう」。地下鉄「丸の内駅」から徒歩3分。オフィス街にあるため、近くのビジネスマンでにぎわい、お昼時には30人以上行列ができることも。

看板メニューは「チャーシュー中華そば」。たまり醤油を使ったスープに、国産豚バラ肉の自家製チャーシューが9枚も。ニンニクが入っていないのにニンニクを感じる不思議な中華そばです。

店主は“ラーメン番長”こと佐藤昇さん。仕込みは午前5時すぎから開始。スープ作りでは、豚骨と共にチャーシュー用の豚バラ肉もスープ鍋の中に入れ、約2時間コトコト煮込んでダシを取ります。

さらに臭み取りのネギを入れ、約3時間火にかけます。肉のうまみがスープに移ったら、ネギと肉を鍋から取り出し、肉はチャーシューの仕込みに回します。チャーシューは特製の醤油ダレに約2時間つけ込みます。スープは、最後に香りづけとして新たにネギを入れたら完成です。

ニンニクの香りは、スープに合わせる自家製オイルについています。特殊な方法のため、自家製オイルを作る工程は秘密とのこと。

豚×鶏の黄金バランス!スープを継ぎ足して生まれる飲みやすさ

CBCテレビ『デララバ』

「ラーメン店主がガチで選ぶ本当にうまいラーメンランキング」第13位は、岐阜市の「稲葉家」。岐阜公園から北に約3km。電車では行きづらい場所にあるにも関わらず、30人以上が列を作ることも。

看板メニューは「ラーメン(並)」。濃厚豚骨醤油スープに中太の縮れ麺。具材は、のり、自家製チャーシュー、ホウレン草。豚骨醤油のクリーミーさと、こってり感がクセになります。

店主は林孝宏さん。元々はフランス料理を専門にしていましたが、30代になってから家系ラーメンにほれ込みラーメンの道へ。全国でも有名な千葉県の家系ラーメン店「王道家」で1年間の厳しい修行。東海地方初の王道家直系のお店をオープンさせました。

スープ作りは午前8時から。「コミガラ」という豚のいろんな部位が混ざった混合ガラ10㎏を、前日残ったタネスープに足して、1時間煮込みます。スープを継ぎ足して作ることで家系ラーメン特有のうまみが生まれるのだとか。

骨は雑味が出る前に入れ替え、肉のうまみだけをスープにつけるそうです。さらに、ゲンコツ(豚の大腿骨)を金づちでたたき、中に入っている髄のうまみを抽出。スープに重みとコクを与えます。

営業開始30分後には、豚ガラスープに鶏ガラ、もみじ(鶏の足)、鶏油(チーユ)の材料になる脂のスープを加えます。豚のコミガラを使ったスープは、時間がたつとともに雑味が出て、濃くなりすぎてしまうため、鶏の足や脂などから取ったスープを足して調整することで、飲みやすい味がキープできるそうです。

ドリルでかき混ぜ!?飲み干せるクリーミーなつけ汁

CBCテレビ『デララバ』

「ラーメン店主がガチで選ぶ本当にうまいラーメンランキング」第12位は、岐阜・各務原市の「らーめんNageyari」。JR高山線「那加(なか)駅」から徒歩10分。開店前から10人以上の行列ができる人気店です。

看板メニューは「つけ麺」。つけ汁の中には、メンマと2時間半煮込んだ国産豚のチャーシューがごろごろと入っています。つけ汁は、スープで割らずにそのまま飲み干してしまう人も。

店主は坂口喜朗(よしろう)さん。つけ汁作りは、シイタケと昆布でダシを取るところからスタート。そこに豚の大腿骨、背骨、鶏ガラや鶏の足を入れます。おいしさのポイントは「トータルで鶏と豚は同じ量にして、イノシン酸とグルタミン酸が1:1になるようにすること」。さらに、玉ネギ、ニンニクなど、全部で15種類の材料を入れ、1日煮込みます。

つけ汁作り2日目。元やり投げ選手の坂口さんだからこそのパワープレーが炸裂します!かくはん機でスープを混ぜ合わせること30分。乳化してクリーミーさがアップし、濃厚になるそうです。

最後に目の細かい特注の網を使い、寸胴を押し当て、スープをこすこと2時間30分。このベースと昆布やかつお節などから取った魚介スープを7:3の割合で合わせることで、つけ汁が出来上がります。

シンプルで安い!自家製尽くしの中華そば

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「ラーメン店主がガチで選ぶ本当にうまいラーメンランキング」第11位は名古屋市西区の「万楽」。地下鉄「庄内通り駅」から徒歩10分。創業38年の老舗で、開店の5分後には店の外まで20人近くの行列が。

看板メニューは「ラーメン並」。醤油ダレと豚骨ベースのスープを合わせ、麺は自家製の縮れ麺。具材はたっぷりのネギとメンマ、自家製チャーシュー、ワカメを乗せています。

店主は澤田礼詞さん。値段を維持できる理由は「ほぼ自家製でやっているから」とのこと。

CBCテレビ『デララバ』2025年8月13日放送より

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