「スガキヤ」「麺屋はなび」の新業態がオープン!新メニュー開発までの道のりに密着!テレビ初出し情報は見逃せない
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、「スガキヤ」「麺屋はなび」の新業態オープンまでの2か月間に完全密着!テレビ初出し情報も盛りだくさんです。
ネオン看板が目印!スガキヤの新業態は韓国風のカフェ!?
スガキヤが2024年12月12日にオープンする新業態は「韓国風のカフェ」をイメージ。店内はピンクを主体にした可愛らしいデザインです。
スガキヤ広報担当・宮地さんによると、今までのスガキヤは「早く注文して早く食べて出る」というイメージがあったので、カフェ代わりにゆっくり過ごしてもらえるお店を目指しているとのこと。2024年は、若者をターゲットに新しいことに挑戦しています。
新業態の店がオープンするのは、星ヶ丘駅から徒歩5分の場所。駅周辺には大学が2校、高校が4校ある学生の街です。定番の「ラーメン」のほか、星ヶ丘限定メニューを販売します。
メニュー開発の心臓部「開発センター」にテレビ初潜入!
番組は、名古屋・丸の内のスガキヤ本社を訪問。スガキヤのあらゆるメニューを開発する心臓部「開発センター」に、テレビが初めて潜入しました!
ここで行われているのが、新業態のメニュー開発。開発部・野中早紀さんと鈴木美穂さんが作るのは、牛乳やアイスクリームに砕いた氷を混ぜたフローズンドリンク「フラッペ」です。
フラッペのベースには、ラーメンよりも長く販売している看板商品「ソフトクリーム」を使用。そこに、牛乳・氷・シロップなどを加え、バニラ味のフラッペを作ります。試作すること10回で、バニラフラッペ試作1号が完成。
部内での確認が取れると、次は役員試食へ。スガキヤの全ての新メニューは、社長をはじめとした役員たちが試食し、全員からOKが出ないと販売できません。過去には、厳しさのあまり、商品化を諦めたものも。
役員試食の結果は、残念ながら通過ならず。「味の濃厚さが足りない」「飲んだ時に嬉しくない」「もっと尖った味にしてほしい」という評価を受け、もう一度ベースからやり直すことになりました。
ベースをソフトクリームから「ソフトクリームの原液」に変えることで、より濃厚に。さらに、生クリームを追加することでコクがUPし、贅沢な味わいにしました。味も改良し、バニラのみではなく、「クリームぜんざい」に使っているあんこや、「ベリークリーム」で使用するいちごソースなどを加えてみます。
2週間後の2回目の役員試食では、2種類のフラッペを提出。しかし、「冷たいフラッペは、そもそも冬に売れない」という判断で、開発に3週間かけた新メニューは夏まで先送りに。今回の星ヶ丘限定メニューは、新たに開発した“シェイク”になりました。
「スーちゃんシェーク」は、飲むスガキヤクリーム、飲むベリークリーム、飲むコーヒークリームの3種類。自分だけのオリジナルシェイクが作れるように、ココアビスケット、はじけるキャンディー、あられ(おいり)、カラースプレー(チョコ)の4種類のトッピングまで用意されています。
新業態では、スガキヤ初となるフライドポテトや「スーちゃん焼き」、たこ焼きも販売。たこ焼きは、ラーメンスープに使われる秘伝の魚介ダシを使用した一品です。
麺屋はなびの新業態は町中華と合体!幻のメニューが毎日食べられる!
続いて、台湾まぜそば発祥の店「麺屋はなび」。大将の新山直人さんが挑戦するのは“町中華”です。2023年、千種区に「今池飯店」をオープン。そして、2024年10月25日、名古屋駅に新業態の「名駅飯店」をオープンしました。
名駅飯店の特徴は“麺屋はなびと合体した町中華”!台湾まぜそばも注文可能です。メニューは、「天津飯」「マーボー豆腐」「オムライス」から、ニラ玉や台湾からあげまで全31種類。麺屋はなびでは年に数回しか出ない幻の「ニンニクチャーハン」も、新業態では毎日味わえます。
新メニューは「飲める天津飯」!?大将得意の麺分野で「からしそば」も開発!
オープンの1か月前、新業態で出すメニューの打ち合わせに向かう大将に密着。共に開発に挑むのは、麺屋はなび名駅西口店のオーナー・のぶさん。名駅飯店のオーナーも兼務します。
まずは、のぶさんが町中華で出したいメニュ-を大将に提案。「チャーハン」や昔ながらのシンプルな「中華そば」、町中華の王道「マーボー豆腐」などが並びます。大将はそこに、中華料理のご飯もので一番好きという「天津飯」を提案します。
新メニュー「飲める天津飯」は、卵はフワッと、あんはたっぷり。大将によると、「卵はオムレツを作るみたいにスクランブルにして、普通の人では返せないくらい生の状態でひっくり返す。上と下に薄い膜を作るだけ」とのこと。
他にも、新作「キャベラ」は、キャベツと豚肉と卵を豆板醤で炒めた料理。キャベラは、キャベツの辛い麻辣(マーラー)料理を合わせた名前。大将が修業時代に受け継いだ幻のメニューなのだとか。
さらに、のぶさんは、大将が最も得意な麺料理でも看板商品が欲しいと要望。全国各地で2000食以上食べてきた大将の答えは、「からしそば」へのチャレンジ。中華麺をからし醤油で和え、野菜あんかけをかけた京都発祥のご当地麺です。
材料は、もやし・キャベツ・にら・豚肉とシンプル。味の決め手は、独自配合のからしです。粉マスタードを湯で溶いて酢・塩を加え、ラップをして30分寝かせます。からしは少し寝かせるとまろやかになるのだとか。新山流オリジナルからしの配合は、市販の粉マスタード40gに対し、湯50cc、塩1g、酢5cc。酢を入れることで、さっぱりとした中にパンチのある辛さがクセになるそうです。
中華独特の火の通し方「炸(ザー)」で、野菜と肉を油通し。醤油ベースの鶏ガラスープと食材を合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつければ、あんが完成。からしダレを混ぜ合わせた麺の上にかければ、試作第1号のできあがりです!しかし、試食してみると、からしが多くむせてしまいました。
さらに試行錯誤すること10日。名駅飯店の目玉新メニュー「新山流からしそば」が完成しました!
CBCテレビ『デララバ』2024年12月4日放送より