「お姉ちゃんにプレゼントしてもらった一輪車に乗れるようになりたい」負けず嫌いの10歳少女が猛練習!
毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。
毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。
今回は、「誕生日に年の離れたお姉ちゃんにプレゼントしてもらった一輪車に乗れるようになりたい」というNちゃん(10歳)からのご依頼です。
これまで3回ほど練習したそうですが、上手に乗れずに諦めモード…。今の実力を見せてもらうと、お母さんにしっかりつかまって一輪車にまたがるのが精一杯で、支えがないと倒れてしまいそうな状態です。
そんなNちゃんに一輪車を教えてくれる助っ人は、名古屋市を中心に子どもたちに一輪車の魅力を広める活動をしている、日本一輪車協会認定員の川嶋亨さんと、娘の怜亜さん。
怜亜さんは今年1月に開催された大阪演技大会・中級者部門で優勝した実力者です。
川嶋先生曰く、一輪車に乗ると体幹が強くなるのでトレーニングに取り入れるスポーツ選手もいるそうです。また集中力が高まるので、勉強にも集中できる効果が期待できるのでは?とのこと。
まずは、一輪車の正しい調整をしていきます。
≪調整1:サドルはおへその位置に合わせる≫
かなり高く感じますが、おへその位置にすると乗った時にペダルが漕ぎやすくなります。
≪調整2:タイヤの空気調整をする≫
空気が少ないとタイヤと地面の摩擦が大きくなり、ペダルが漕ぎにくくなってしまいます。空気はしっかり入れておきましょう。
続いては実践。正しい乗り方を教わります。
≪乗り方1:先に乗せる足は、地面と近い方のペダルに≫
地面に近い方のペダルに先に足を乗せることで、タイヤが回ることなく安定して乗ることができます。
≪乗り方2:姿勢は背筋を伸ばすこと≫
恐怖感を持つと、目線は下向きになり姿勢は猫背になりがち。一輪車に乗る時は、背筋をピンと伸ばすことで重心が安定してバランスを取ることができます。
≪乗り方3:サドルにしっかりとお尻をつける≫
サドルからお尻が浮いてしまうと重心がずれてバランスが乱れてしまいます。サドルにお尻をしっかりつけることを意識しましょう。
もう一つ重要なのが一輪車の降り方。
≪降り方:上のペダルの足から後ろに下ろす≫
ペダルから足を離す時は、上の足から離し後ろへ下ります。これが正しい降り方です。
では、ここからは練習です。
Nちゃんの両側を川嶋先生と怜亜さんに補助をしてもらい前進していきます。最初はお母さんにつかまって一輪車にまたがることが精一杯だったNちゃん。支えられながらではありますが、しっかりペダルを漕いでいます。
ここで川嶋先生から、補助する人へのアドバイス。
「補助をする時は、必ず乗っている人の肩より、支える手を下にもってくること。肩より上にしてしまうと、乗っている人はぶら下がっているような状態になってしまいます」。
バランスを崩した時に支えになる程度のサポートを心がけるようにしましょう。
両側で支えてもらいながら練習すること1時間。自ら進んで漕ぎ出しの練習をするようになってきました。だんだんとコツをつかんできたNちゃんは、2漕ぎまではできるようになっています。
そこで今回の目標を、「3回漕ぐ」に設定!
目標達成に向けてひたすら練習をするNちゃん。
しかし、気が付けば夕暮れ…終了時間となってしまいました。何度も惜しい場面がありましたが、この日の最高は2漕ぎ。
「今日は楽しかった?悔しかった?」と平松くんが質問すると、「一緒ぐらい」と答えます。
そんなNちゃんの姿を遠くで見守っていたお母さんが、Nちゃんに寄り添い「いつもならすぐに諦めてしまうのですが、こんなに頑張れるとは思いませんでした」と感激している様子。甘えん坊だというNちゃんですが、この日は諦めず頑張りました。
残念ながら撮影時には目標を達成することはできませんでしたが、撮影から1週間後、スタッフの元にNちゃんから動画が届きました。
撮影での悔しい思いを胸に、帰ってからも練習を重ね、なんと3漕ぎどころか5漕ぎできるように!
Nちゃん、本当によく頑張りました!これからも練習して、もっともっと一輪車を楽しんでくださいね。今回のお助けちゃんも大成功です。