ジャガイモの皮がツルンと剥ける!? 玉ネギに肉が染み込む驚きのテクニックって?コロッケ作りの豆知識を大公開
スーパーなどで気になる、他人の買い物カゴの中身。「スーパーでカゴ中大調査」では、名古屋市・熱田区にある「サポーレ熱田伏見通り店」で、買った材料から何を作るのかを調査しました。
子どもが喜ぶ! いつものコロッケがさらにおいしくなる裏ワザ
誕生日の孫のために大好きなコロッケを作ろうと、ジャガイモと合いびきミンチ、枝豆などを購入した女性。祖母から受け継いだ技と、自ら考えた技を駆使してコロッケを作ると伺い、ご自宅へお邪魔しました。まずは、ジャガイモの皮をむく方法を教えてもらいました。
(奥さま)
「おばあちゃんに教えてもらっていた(皮が)きれいにむけるので」
ジャガイモを水からゆでて、火が通ったら熱いうちにキッチンペーパーなどでこすると、きれいに剥けました。続いて、みじん切りした玉ネギをフライパンに敷き詰め、合いびきミンチを塊のままフライパンに乗せて放置。肉の色が変わり始めたら、塊を崩して全体を炒めることで、肉のうま味が玉ネギに染み込んで、甘く仕上がると言います。炒めた具材を、ジャガイモと混ぜ合わせるときも独自の技が。
(奥さま)
「コロッケにちょっと入れたいと思うので。オリゴ糖」
野菜などから抽出した、お腹に優しい甘味料として知られるオリゴ糖。口当たりが甘いと食べやすいという理由からタネと衣の両方に入れています。さらに、砕いた枝豆を加えて揚げたら、オリゴ糖入りコロッケが完成。孫も喜んで食べてくれました。
炊飯器で作る! 釣りたてのタイで簡単炊き込みご飯
「サポーレ熱田伏見通り店」に戻り、カゴ中調査を続けていると生ワサビ、大葉、すだちなどを購入した女性と遭遇。夕飯は刺身と、タイの炊き込みご飯などを作る予定だと言いますが、買い物カゴに魚は入っていません。
(大谷萌恵さん)
「夫が魚釣りをよくするので、魚が頻繁に家にある状態」
撮影したいと交渉し、お邪魔させてもらえることに。
(大谷光徳さん)
「(生ワサビは)香りがいいですよね。釣ってきた魚をおいしく食べたいので」
飲食関係の仕事をしている光徳さんは、魚を捌く手つきもプロ並み。今回は、サワラとヒラマサの刺身としゃぶしゃぶ、タイの炊き込みご飯を作ります。炊き込みご飯は、タイを三枚におろして、身はお米と一緒に炊飯釜へ。ポイントはだしに使うアラの処理にあるとのこと。
(大谷光徳さん)
「水分は絶対とった方がいい。(生臭い)においがとれますので。タイ飯にした時のタイの香りが、すごく風味豊かになる」
水分をとったアラをオーブンなどで軽く焼くことで、香ばしさがアップ。炊飯釜にアラでとっただしを入れてスイッチオン! 刻んだ大葉とショウガは炊き上がってから入れることで食感と香りが良くなるそう。炊き込みご飯や刺身など、どの料理も大満足の様子でした。
パリパリ食感がクセになる! 辛~いお菓子を投入したニンジンサラダ
続いては、新玉ネギや合いびきミンチ、牛乳、アスパラガスなどを購入した女性に話を伺いました。
(奥さま・近藤雅美さん)
「4人子どもがいます。6人家族で、娘と一緒によく料理もしますけど」
家族で協力して、ミルクスープとミートローフ、ニンジンサラダなどを作ります。近藤家の子どもたちは小学校を卒業するまで、子ども向けの料理教室に通うそう。そこで料理の大変さを知り、一通り調理器具が使えるようになると、お手伝いを始めるのです。
ミートローフは雅美さんが作り、長男がミルクスープを担当。作り方は、ゆでた玉ネギにミルクを加え、白だしとコショウで味付けしたら完成です。ニンジンサラダは、千切りにしたニンジンに辛味が効いたスナック菓子を混ぜ合わせて、味にアクセントを加えます。
家族全員で食卓の準備をし、晩ごはんが出来上がり。作り方にそれぞれの“我が家流”が詰まった料理の数々。今日のごはんに取り入れてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」5月7日放送より