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2㎝角の牛肉がゴロゴロ!ザクザク系カレーパン&噛めば噛むほどおいしいカンパーニュとは

2㎝角の牛肉がゴロゴロ!ザクザク系カレーパン&噛めば噛むほどおいしいカンパーニュとは
CBCテレビ:画像『チャント!』

パンを愛し、パンの道を極めるパン職人。そんな彼らが認める極上のパンとは、一体どんなパンでしょうか。「絶品パンリレー」では、ザクっと食感を極めたカレーパンに、こだわりぬいてライ麦を自家栽培して作っているカンパーニュ、2店のパンを紹介します。

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【動画】贅沢なビーフカレーをフランスパン粉で上げる“ザックザク”のカレーパンがこちら!【3分42秒~】

大人気ベーカリーが移転してパワーアップ!

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愛知県豊川市の「ブーランジュリーヨシオカ」の吉岡恒雄店主に、最近食べて感動したパンを尋ねました。

(ブーランジュリーヨシオカ・吉岡恒雄店主)
「稲沢市「17ベーカリー」のカレーパン。独特な食感、なんとも言えない歯ごたえ。これはけっこう売れるだろうな」

愛知県稲沢市にある「17ベーカリー」は、2年前にも「絶品パンリレー」で推薦されたパン屋。2023年、稲沢市内で移転し、店舗面積が約2倍になりました。移転前も行列ができる人気店でしたが、新店舗では人気に拍車がかかり、店内の行列が数時間続くことも。パンの種類は約90種類、具材を惜しげなく使っていることが人気の秘密です。

(17ベーカリー・名倉雄一郎店主)
「(Q今の一番人気は?)カレーパン。以前の店はフライヤーが無かった。新しい店になってフライヤーのスペースを確保できた。お客さまにご好評いただきまして」

今回推薦された「牛肉カレーパン」は、10カ月前に発売するや否や、お店の人気ナンバーワン商品に躍り出たパンで、中にはたっぷりのビーフカレーが詰まっています。

2㎝角の牛肉がゴロゴロ!ザクザク系カレーパン

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中のカレーは、独自調合したスパイスと、大量の野菜を6時間じっくり煮込んだ自家製ビーフカレー。

(17ベーカリー・名倉雄一郎店主)
「牛肉を見てもらうと、ゴロッと食感を出したいので2センチ角の牛肉」

2センチ角に切った牛バラ肉を使い、肉々しい食べ応えのカレールーにしています。しかし、今回このパンが推薦された理由は、カレールーではなく、“パン”の方にありました。サクサク食感を通り越して“ザクザク”食感のパン粉の秘密を尋ねました。

(17ベーカリー・名倉雄一郎店主)
「パン粉用のフランスパン。パートさんが『フランスパンのパン粉でトンカツを揚げるとおいしい』と。(やってみたら)本当にガリガリしてると思って。面倒臭いので普通のパン屋さんではやらないと思う」

パートさんの知恵を活用したフランスパンのパン粉は、揚げるとザクザク食感MAXのパンチのある食感になります。一日に300個売れることもあるという「17ベーカリー」ナンバーワンのパンになりました。

遠方からパン好きが訪れる「二兎」の店内にはハード系のパンがずらり

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「17ベーカリー」名倉雄一郎店主が、最近食べて感動したパンを尋ねました。

(17ベーカリー・名倉雄一郎店主)
「『二兎』のカンパーニュ。粉の風味がしっかりしておいしかった。うちはどちらかというと万人受けするパン。『二兎』のパンは粉の香りがフワッと来るような。パン通の人は絶対に好き」

愛知県扶桑町にある「二兎」は、一見パン屋には見えない古民家。店の前には、朝から行列ができていました。遠方からくるパン好きのお客さんが多く、開店後2時間で売り切れることも珍しくありません。

店内に並ぶのは、無骨にも見えるハード系のパン。しかし、味は超本格派です。厳選された北海道産小麦粉と、たっぷりの水で作るパンは、皮は薄くクリスピーで、中はもっちりとしています。ハード系パンを作る若山和俊店主には、こだわりがありました。

(二兎・若山和俊店主)
「北海道に行ったり、この間は熊本県にも。生産者を訪ねて、お話を聞かせてもらったりする。素材に対して敬意を持つと、テクニックで『甘みを出してやろう』とか思わなくなる」

素材をリスペクトし、小麦本来のおいしさをそのままパンに反映するのが若山和俊店主のポリシーです。

自家製の挽きたてライ麦を使用!焼き方にもこだわったカンパーニュ

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今回推薦された「カンパーニュ」は、田舎パンとも呼ばれる粉と水だけで作るシンプルなパン。推薦された理由が、自家製でライ麦を育てているこだわりと、香りの良さです。

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(二兎・若山和俊店主)
「そこ(店の隣)の畑でライ麦を育てている。栽培しています、扶桑町で。力強い味わいと、反対の澄んだ感じ(がある)」

カンパーニュの素材となるライ麦は自家栽培し、毎朝挽きたてを使う究極のこだわりぶりです。

(二兎・若山和俊店主)
「ひいた直後に、すぐこねてます。最大限香りを生かしたい」

ライ麦本来の豊かな香りを引き出すため、焼き方にも工夫が。薪釜の焼き方で、余熱で焼くように意識すると、皮が厚くなり、香りが増すといいます。表面の皮を厚く仕上げ、豊かな味わいと香りが詰まった、パン通好みの一品です。

パンのプロがおすすめするパンを一度食べてみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント!」2月27日放送より

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