プルプルふわふわ食感の米粉ワッフル!?卵もバターも使わない「ふわっフル」の秘密の材料とは?

2023年8月22日(火)放送
プルプルふわふわ食感の米粉ワッフル!?卵もバターも使わない「ふわっフル」の秘密の材料とは?

人気パン屋の店主が認めるパンは、まさに至高の味!「悔しいけどうまい!」とパン屋さんの店主が認める、極上のパンを数珠つなぎで紹介する「絶品!パンリレー」。

今回は、米粉パン専門店が作る「ふわっフル」と、胚芽パン専門店が作る「ESコーヒーベーグル」の2つを紹介します。

卵もバターも使わない、オール米粉パン!人気の秘密は…?

CBCテレビ:画像『チャント!』

愛知県西尾市にある「ハッピーベーカリータクタク」の杉山卓実店主が、最近食べて感動したパンは、愛知県碧南市にある「ソルソル」のパン。

(ハッピーベーカリータクタク・杉山卓実店主)
「衝撃を受けました。ワッフル。普通は硬い(サックリした)感じ。プルプルふわふわ、面白い食感。すごく感動した」

推薦された「ベイクショップ ソルソル」は、愛知県碧南市に6年前にオープンしたお店です。店内には約60種類のパンが並びます。一見普通のパン屋さんに見えますが…

(女性客)
「隣の市から来た。パン屋さんはほとんどここしか来ない。なかなかない、米粉だけっていうのが」

CBCテレビ:画像『チャント!』

「ソルソル」は全てのパンを米粉で作っている、ちょっと珍しいパン屋さん。地元のみならず、遠方からもお客さんが訪れるほどの人気店でした。そもそも、なぜ米粉パン専門店を開いたのか、「ソルソル」の片山幸寛シェフに話を聞きました。

(ソルソル・片山幸寛シェフ)
「(Qなぜ米粉パンしか作らない?)小麦を食べられない子がいるから。家族にいたので、きっかけは」

当初は小麦アレルギーの人でもおいしくパンが食べられるように、と始めたパン屋ですが、今ではアレルギーに関係なく、厳選された米粉で作る「ソルソル」のパンに魅了されたお客さんが多く集まります。さらに、このお店ではカレーパンやメロンパンなど、 一般的には米粉では作るのが難しいと言われているパンまで楽しめます。

グルテンフリーなのにプルプル!?人気商品「ふわっフル」とは

CBCテレビ:画像『チャント!』

米粉の可能性を引き出す片山シェフが作るパンの中で、今回推薦されたのが「ふわっフル」です。一見、普通のワッフルのように見えますが、卵も乳製品も使っていません。さらに驚くべきは、ワッフルらしからぬプルプルでもっちりとした独特の食感!その秘密は…

CBCテレビ:画像『チャント!』

(ソルソル・片山幸寛シェフ)
「お米ののり。おかゆみたいな感じ。これを入れることによって、しっとり感と粘りが出る。僕はメチャクチャのりを使い分ける」

“米”からのりにしたものは油を抱き込み、“米粉”からのりにしたものは油を抱き込まないという特徴があり、作りたいパンに合わせてのりを使い分け、パンを膨らませているそう。

CBCテレビ:画像『チャント!』

さらに牛乳の代わりに豆乳、そしてバターの代わりに「大豆スプレッド(大豆から抽出して作るバターに近い食品)」を使います。これらを使うことで、乳製品を使わずとも負けないおいしさが出るといいます。

小麦を食べられない人にも、おいしいパンを楽しんでほしいという片山シェフの強い思いと、長年にわたる研究によって、独自のプルプルふわふわ食感が実現していました。

コーヒー豆をそのまま練りこむ!胚芽パン専門店の「コーヒーベーグル」

CBCテレビ:画像『チャント!』

「ソルソル」の片山幸寛シェフが、最近食べて感動したパンを聞きました。高浜市にある「エスカフェ」のコーヒーベーグルです。

(ソルソル・片山幸寛シェフ)
「メチャクチャ香ばしくておいしかった。カフェなのでコーヒーにもこだわっていて、甘くない。どんどん食べられちゃう、クセになる香ばしさ」

愛知県高浜市にある「エスカフェ」では、10種類以上のベーグルを販売。さらにイートインでも、自慢のベーグルを使ったハンバーガーや、ランチなどのメニューが食べられます。

CBCテレビ:画像『チャント!』

今回推薦された「ESコーヒーベーグル」は、軽くトーストすれば外はパリパリ!地元高浜市の「スギコーヒーロースティング」で焙煎したコーヒー豆を、そのまま生地に練り込んで作る、香り高いコーヒーベーグルです。

パンを作るのは、この道20年以上の永井智世シェフ。コーヒーベーグルは、小麦の周りにある胚芽とコーヒーの香ばしさが相乗効果を生む一品です。

(エスカフェ・永井智世シェフ)
「胚芽パン専門店としてやっている。(胚芽は)きなこのような香ばしい香り。これを入れないと物足りない」

コーヒー豆に負けない、香り豊かな胚芽を入れることで、食べた瞬間の香ばしさを最大限に引き出します。研究を重ねて見つけ出した、“最もパン表面に張りが出る”茹で時間と焼き時間で、つやつやとしたクリスピーな焼き上がりです。

外はパリパリ、中はふんわりとした「ESコーヒーベーグル」を割ってみると、淹れたてのコーヒーのような香ばしい香りが広がります。ベーグルの「固くてパサパサなイメージを払拭したい」と作ったベーグルは、噛みしめるたびに甘味が出てくると好評です。

人気店のシェフが認めるプロの味を、一度試してみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント!」8月22日放送より

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