「だし巻き卵みたい」なメロンパン!?濃厚すぎる黄色の生地に隠された秘密とは?
人気パン屋の店主たちが「悔しいけどおいしい!」と認めるパン。それはまさに至高の一品です。そんなパン屋の店主が推薦する極上のパンを数珠つなぎで紹介する「人気ベーカリーが認める!絶品パンリレー」。今回は2店舗を紹介します。
独自のパン哲学で生地を一から開発!?16歳からパン作り一筋の店主
名古屋市天白区で20年以上愛され続けるベーカリー「ポン・ヌフ」の石原千花子店主が最近食べて感動したパンを教えてくれました。
(ポン・ヌフ・石原千花子店主)
「(愛知県)常滑市(にある)『パン工房ヴィエノワ』。メロンパンがメチャクチャおいしかった。生地がまるでだし巻き卵のよう。食感もフワッとして、とってもおいしかった」
推薦された「パン工房ヴィエノワ」は、15年前にオープン。パンを作るのは、16歳から30年以上パン作りをしている高取則博店主です。研究されつくした絶品パンを求めて、毎週パンを買いに来る常連客の他、わざわざ遠方から買いに来る人もいるほど人気のお店。
独自のパン哲学を持ち、全ての生地を一から開発したという高取店主。約20種類もの粉を独自ブレンドして作るこだわりです。形も独創的で、従来のサイズよりもはるかに大きなベーコンエピや、長すぎるおさつスティック、全断面に明太子が塗られた扇形の明太フランスなど、パン好きもうなるパンが並びます。
1番人気はセミハードなパン生地に、濃厚なミルククリームをたっぷり挟んだ「ヴィエノワ」、店名にもなっています。2番人気は、シンプルに粉と水だけで作るバゲットでした。
「だし巻き卵みたい」赤卵とバニラの風味が織りなすリッチなメロンパン
今回推薦された「ブリオッシュ・メロンパン」は店の3番人気。一見普通のシンプルなメロンパンに見えますが、だし巻き卵のようだと評されたその理由はパンの断面にありました。
(パン工房ヴィエノワ・高取則博店主)
「皮よりも中が黄色い。生地のうずが、だし巻き卵のうずに見えて」
まるで出し巻き卵のように濃厚な、黄色い生地のワケを聞きました。
(パン工房ヴィエノワ・高取則博店主)
「地元常滑市のデイリーファームの赤卵(を使っている)。卵のうま味・練乳・味が濃縮されている」
色も味わいも濃厚な赤卵と、バターをたっぷり使って作る内側のブリオッシュ生地は、それだけを食べても濃厚な味わい!そのブリオッシュをおおうのが、バニラリキュールをたっぷり入れた皮です。さらに使い終わった後のバニラのさやを砂糖に漬けてバニラの風味をアップ。どこを食べても、リッチで濃厚な味わいと香りが楽しめるメロンパンの完成です。
夏にぴったり!爽やかなレモン風味とレアチーズのベーグル
「パン工房ヴィエノワ」の高取店主が推薦するのは、愛知県西尾市にある「ハッピーベーカリータクタク」のレモンレアチーズベーグル。
(パン工房ヴィエノワ・高取則博店主)
「一度食べたら忘れられない仕上がり。自分でもこういうベーグルが作れたら…店で出してます」
「ハッピーベーカリータクタク」の店内には60種類以上のパンが並びますが、その中でもベーグルはお客さんからも特に評価が高い一品。その特徴は、一般的なベーグルと比べ空気をたくさん含んだ、ふんわりとした食感です。
(ハッピーベーカリータクタク・杉山卓実店主)
「水の量が多い。通常、ベーグルの水の割合は50%。うちは柔らかさを出すために60%」
吸水性の良い粉を使い、水分量を増やして米油を生地に練り込むことで、よりふんわりとした仕上がりにしています。
そんな特徴的な生地を使って作るベーグルは、全6種類!抹茶やさつまいもなど風味豊かなベーグルが並ぶ中、今回推薦されたのが「レモンレアチーズベーグル」。中に爽やかなレモンピューレ入りのクリームチーズが入り、生地にもレモンの果肉をたっぷり練り込んだ夏にぴったりの爽やかなベーグルです。
プロも認める味を一度試してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」7月25日放送より