映える「天空のポスト」はどこに?写真だけで絶景スポットを探しだせ!
息を飲むような絶景や、写真映えするグルメなど、東海エリアには、SNSで「いいね」がもらえる写真スポットが目白押しです。そんなSNSでバズるスポットを、写真だけを頼りに探し出すことはできるのでしょうか。新企画「いいね!写真ハンター」でCBC松本道弥アナウンサー(以下、松本アナ)が、街の人に聞き込み、道無き道をひたすら歩いて映えスポットを目指しました。
愛知?岐阜?「天空のポスト」の手掛かりを探して名古屋の街で聞き込み
今回探し出すのは、Instagramで2万件以上投稿されている、「天空のポスト」と呼ばれる人気の映えスポット!その中でも話題となっている「ポストが人よりも大きく見える写真」だけを頼りに、そのスポットへ行き、同じ写真を撮影するのがミッション。ヒントは、写真の片隅に映った「山頂広場」の文字です。
「映え」が好きそうな女性に狙いを定め、まずは名古屋市中区の繁華街、栄周辺で聞き込み。さっそく、女性2人組から見たことがあるという証言が出ます。
詳しい場所まではわからないそうですが、「海と山がある遠い場所」というヒントをゲット。海沿いにある山は少ないと、愛知県に候補を絞りますが「岐阜県」じゃないかという意見もちらほら。
栄、大須周辺で聞き込みすること1時間、確かな情報に出会えず諦めかけた時に、この場所を知っている女性と遭遇します。
(女性)
「三重県。(なんで知っている?)三重県民だから。伊勢市」
三重県民ならみんな知っているのではないかとのことでした。
ついに場所が判明!「天空のポスト」は三重県「朝熊山」の山頂にあった!
場所を伊勢市駅前に移し、知っていそうな人を探しますが駅前は観光客が多いため、住宅街で、地元の人に聞き込みをします。
(男性)
「(この写真の場所は?)朝熊山。天空のポストは朝熊山の山頂。展望台のところにある」
歩いても行けるということを聞き、天空のポストを目指して登山を開始。最初は大自然を満喫する余裕のあった松本アナとスタッフでしたが、30分後にはひたすら続く過酷な山道で徐々にスタッフの体力が奪われていきます。
(松本道弥アナ)
「苦労して登るからこそ、天空のポストが楽しめる」
山道の途中で時間を確認すると、午後4時すぎ。暗くなれば、目標となる写真と、同じ条件での撮影ができません。明るいうちに山頂へたどり着くため、休憩なしで登り続けること約1時間、日没のタイムリミットが近づく中、疲れた体に鞭を打ちます。
登り始めて約2時間、ついに過酷な山登りを経て朝熊山頂展望台に到着!この場所は、グルメや足湯などが楽しめる観光スポットとしても人気があります。
聞き込み開始から約9時間、明るいうちに「天空のポスト」に到着!伊勢と鳥羽を繋ぐ「伊勢志摩e-POWER ROAD(有料道路)」にあるこの展望台に設置された郵便ポストは、青空と赤いポストのコントラストが写真映えすると、数年前から映えスポットとして人気を博しています。
大きなポストだけじゃない!魔法使いのような映え写真も
SNSで見つけたものと同じ映え写真を撮影するため、モデルとなってくれる女性を探します。
(松本道弥アナ)
「この写真と同じ写真を撮るモデルになっていただきたい」
会社のお休みで、滋賀県から三重県観光に来たという女性が協力してくれることに。そして見事、写真の再現に成功しました。
ちなみに、売店にて無料で貸し出しているホウキを使って撮影すると、魔法使いのようにホウキで空を飛んでいるような映え写真も撮ることもできます!
「天空のポスト」は有料道路の入り口から車で約15分、楽しくドライブするもよし、山道をゆっくりハイキングするもよし。休日の素敵な思い出写真を撮りに行ってみては?
CBCテレビ「チャント!」4月28日放送より