普段何気なく買い物をするスーパーのレイアウトを変えるだけで売り上げが3割上がる!?そこには、ちょっとした工夫で印象が激変する仕掛けがありました。全国から依頼が殺到の「陳列のマジシャン」と呼ばれる山口能且さんによるスーパーの陳列の仕掛けに密着しました。スーパーの陳列で売り上げ3割アップCBCテレビ:画像『チャント!』スーパーなどに棚や容器などを卸す会社に勤めながら陳列のアドバイスもする山口さん。これまで100件以上の売り上げを改善し、売り上げアップの請負人と言われています。どのようなテクニックがあるかというと、まずは「ジャンブル陳列」。あえて商品をグチャグチャに陳列することで宝探しのような感覚を引き起こす陳列テクニックです。グチャグチャに商品が入っている棚につい手を伸ばしたお客さんの感想は、「お!何か良い商品があるんじゃないかと探しちゃう」「ビシッと並んでいると割高そうに見えるけど、グチャグチャだと好きなようにとれる」手に取りやすいだけでなく「安そう」に見せる効果もありました。つぎに、店イチオシの商品をアピールする「大量陳列」。通常の陳列と比べても、必要以上に多くの商品を積み上げることで“コレは良い商品だ!”というインパクトを与えています。「いつもは気にしなくても、そそられる」「特別感というか、ついつい欲しくなる」お客さんの関心を集めていました。そんな山口さんを依頼者の店長にどんな方かを聞いてみると、『陳列のマジシャン』だとの答えが返ってきました。総菜コーナーをアピールしたいCBCテレビ:画像『チャント!』今回依頼を受けたのは、豊田市のローカルスーパー。店内で一品ずつ丁寧に作られる、こだわりのお惣菜がありました。出来立てを提供するため、売れるごとに少量ずつ追加。お米も国産のブランド米にこだわっています。店長「惣菜にこだわり味にも自信がある。もっとお客様に知ってほしい、アピールしたい」スーパーは惣菜が強くないと人気が出ないので、惣菜を強化していきたいのですが、コーナーまで入口から距離があり、お客さんが足を運んでくれないのが一番の悩みだと言います。そこで山口さんは、黒ベースの台を使っている惣菜コーナーを明るくすることにしました。山口「もちろん今の状態でも問題は無いが、若干(色が)沈んだ雰囲気になっているものを明るくして、お客様の目線を壁際にもっていただく」見逃されがちな壁際に目線を誘導するのが目的です。黒ベースの台は悪くないものの、全体が暗い印象になり隙間などにも寂しさを感じます。そこで用意したのが「白いシート」。商品の下に敷き詰めるだけで、一気に棚の全体が明るい印象になりました。総菜を手に取ったお客さんは、「明るくなった。商品をおいしく見せている」「良いじゃないかな、わかりやすくて」寂しかった商品の隙間もにぎやかな印象になりました。陳列の仕掛けを楽しんでほしいCBCテレビ:画像『チャント!』続いてのお悩みは、お店の一番奥にあるサラダコーナーをパッと目立たせたい!とのこと。山口さんが目を付けたのは、商品の下と背面が2色に分かれているところでした。山口さん「棚にもシートを敷くが背面も同じように化粧することで統一感のある売り場になる」緑の柄の入ったシートを棚全体に貼り付け、見た目を統一。遠くからでもわかりやすいサラダコーナーに変身しました。フレッシュな見た目に、早速お客さんが集まります。「綺麗。サラダが新鮮でおいしそうに見える」「今までは(コーナーに)気づかずサラダを探していたので、わかりやすくて良い」売り上げが一週間で、およそ1割アップしたと店長も大満足です。山口さんは、つい買いたくなってしまうような陳列を見て、ワクワクしてほしいと話しました。CBCテレビ「チャント!」5月9日の放送より。