“歯の色“の万年筆インクが話題。地元企業とコラボ
山形県上山市の文房具店が販売するユニークな万年筆インクが注目を集めています。その名も「ホワイトプロトコル」。なんと、歯の色をモチーフにしたカラーなのです。6月5日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、山形県上山市の「おかげさま文房具店」の土屋稚さんに制作についてなど、話を伺いました。聞き手は天野なな実と竹地祐治アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く歯の色のインクって?
「ホワイトプロトコル」は、万年筆やガラスペン向けに作られた30ミリボトル入りのインクです。
土屋さんによると、同じ上山市にある20年来のかかりつけ歯科医院とのコラボレーションによって誕生しました。
気になるのが、歯の色みです。 土屋さんは、日本人の歯は真っ白ではなく少し黄色みを帯びていることを説明。インクとして文字を書いた際の見やすさも考慮し、実際の歯の色よりも黄色をやや強調した色合いに仕上げたといいます。
竹地「山吹色のようにも見えますね」
今回の企画は、歯科医院に通うたびに院長と雑談を重ねる中で自然と生まれたアイデアだったそうで、「インクを作ろうか」という話から商品化へと発展しました。
これまでのコラボインク
おかげさま文房具店では、これまでも上山市の企業や店舗と連携しながら数多くのオリジナルインクを開発してきました。
上山市はワイナリーが多い地域であることから、ワイナリーとのコラボによる赤ワイン色のインクを販売。また、地元の魚店との企画ではすじこの色を再現したインク、上山温泉にちなんだ温泉卵の黄身をイメージしたインクなども誕生しています。
竹地「すじこの色を再現するのはすごいですね」
天野「ここまで多くの種類があるとは思わなかったです」
ふたりはこれまでのユニークな商品に驚きました。
土屋さんによると、コラボレーション商品は今回で19種類目。さらにオリジナルインクも含めると30種類以上を展開しているといいます。
土屋「例えばワイン好きの方が文房具を知り、文房具好きの方がワインを知るという相乗効果が生まれます」
天野「それぞれまた新しい入り口になっていると」
ブラックライトで光る
「ホワイトプロトコル」には、歯をテーマにしたならではの特徴も盛り込まれています。
それがブラックライトへの反応です。歯そのものがブラックライトで光る性質を持つことから、「インクも同じように光らせよう」というアイデアが採用されました。
竹地「面白いことやってますねえ」
土屋さんによると、メーカー側が専用の色素を加えたことで実現した仕掛けで、イベント会場では実際にブラックライトを持参した来場者がその場で発光を確認する場面もあったそうです。
天野「ブラックライト持参のお客さんがいるんですか!(笑)」
こうしたユニークな要素もあり、「見たことがない」「発想が面白い」と全国のインク愛好家から好評を集めているといいます。
今後のアイデアは?
今後について土屋さんは、歯科医院とのコラボをきっかけに、医療分野との新たなシリーズ展開も考えていると語りました。
例えば眼科とのコラボによる“目の色”のインクや、循環器科との連携による“血液の色”のインクなど、これまでにないテーマの商品開発を構想しているそうです。
また、「ホワイトプロトコル」では歯をイメージしてボトルキャップを白色にするなど、インクそのものだけでなくパッケージデザインにもこだわりました。
竹地「じゃあ血液の色なんで血液パックみたいなね、輸血用の」
土屋「良いアイデアをありがとうございます(笑)」
地域の特色や人とのつながりを色で表現し続けるおかげさま文房具店。次はどんな意外なテーマがインクになるのか、文房具ファンはもちろん、地域発のユニークな取り組みに興味がある方もぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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