梅干しをアレンジ!さっぱりおいしいドレッシング
毎週土曜日のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、三重県いなべ市にある「農業レストラン フラール」の北村光弘シェフが、旬の野菜の情報と新鮮な野菜を使った簡単レシピを紹介しています。6月6日の放送では、梅を使ったアレンジレシピを紹介。たくさん作ってもついつい余りがちな梅干しを万能ドレッシングにして、いつもの料理アクセントを加えてみませんか?
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北村「今日は梅干しを紹介します」
梅と聞いて真っ先に思い浮かぶのはやはり梅干しですよね。梅干しは6月から7月にかけて収穫される完熟した梅を使って作ります。完熟する前の青梅は、梅酒やシロップ、カリカリ梅などに利用されることが多いです。
北村「梅には有機酸が豊富に含まれていて、疲労を回復させてくれるんですよ」
梅は成熟するにしたがって、クエン酸などの有機酸がどんどん豊富になるのだとか。クエン酸は疲れのもとになる乳酸の蓄積を防ぐ効果があるほか、糖質の消化や吸収を穏やかにしたり、代謝アップの役割もあるそう。
石塚「おにぎりに梅干しとか入ってるといいんだよね」
梅干しといえばおにぎりですが、実は梅干しおにぎりは美味しいだけではないのです。ご飯が冷える過程で増加するレジスタントスターチという成分が、梅干しと相性抜群なのだとか。
北村「お腹の腹持ちがよくなりますよ」
血糖値の上昇を抑え腸内環境を整える働きをするため、ダイエットや腸活にも効果的なようです。
生食は避けて
ただし、美味しくて健康効果も抜群な梅を食べる上で気をつけなくてはならないことがあります。
北村「生の梅を食べちゃダメですよ」
実は生の梅には毒性があります。青酸配糖体というシアン化合物が含まれており、食べると呼吸困難やめまいを引き起こす可能性があるとか。
これらは熟す過程で分解されるため完熟梅であれば生食もできるようですが、強い酸味があり胃に負担がかかるため、注意が必要です。
北村「生ではなく、塩漬けにしたり砂糖漬けにするといいですね。梅干しや梅ジャム、梅ジュースなどの材料として使われることが多いです」
レモンと肩を並べるほどクエン酸の量が多く、またミネラル類やビタミンE、ポリフェノールも豊富でまさに天然のスーパーフードともいえる梅。梅干しであれば毎日1粒程度を、コンスタントに取るのが良いそうです。
自宅で作る時は
また、梅干しや梅ジュースを作る時のワンポイントアドバイスも教えてくれました。
北村「梅ジュースを作った後の梅に、もみ塩と梅酢を追加していただくと梅干しができますよ」
なんとジュースを作った後の梅も再利用できるとか。ジュースにした後で梅干しとしても食べられるとは、まさに一粒で二度おいしいとはこのことです。
北村「それから梅干しを作る時に、一緒にブルーベリーを入れてみてください。梅干しの色がすごく綺麗になりますよ」
ブルーベリーの紫色が入って、見た目にもよい梅干しが出来上がるようです。一緒に漬け込んだブルーベリーも美味しく食べられるそうなので、一石二鳥。「ぜひやってみてください」と太鼓判を押す北村シェフです。
夏の食卓に
そんな梅干しを使った簡単レシピの紹介です。
北村「夏にぴったりな梅ドレッシングです」
用意するものは梅干し2個とタマネギ。
梅干しは刻んでおき、玉ねぎはすりおろして軽く水気を絞ります。
そこへ醤油大さじ2杯、酢大さじ1杯、砂糖少々とごま油を混ぜるだけで完成です。
北村「野菜サラダの他に肉料理や魚料理にも使えますし、冷しゃぶにもおすすめですよ」
万能に使える梅ドレッシングは、夏の定番冷やし中華にもおすすめとのこと。
暑くて食欲の出ない時でもさっぱりと食べられて、夏の疲れた身体を回復させてくれる梅ドレッシング。これからの季節の食卓で大活躍になりそうですね。
(吉村)
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