コロナ禍や世界情勢の不透明化で食料品の値上げが相次ぐ中、家計を支える主婦の強い味方となっているのが業務スーパーです。特に種類豊富に揃っているのが冷凍食品。
業務スーパーを知り尽くした自称・業務スーパー非公認大使の業務田スー子さんが、厳選したアレンジ無限大の冷凍食品・神アイテム3つを紹介します。

面倒な手間なく使える冷凍野菜

名古屋市にある「業務スーパー」。激安商品が並ぶコーナーを横目に、スー子さんは冷凍食品売り場へ向かいました。

お得な冷凍食品の中でも特にカット野菜はおすすめ。野菜の値段が高騰していても価格が安定しています。スー子さんがカット野菜の中から厳選した冷凍アイテム一つ目は「揚げなす乱切り」。カットしたなすを油で素揚げしたものが袋にゴロゴロ入っています。
油で揚げる手間なく手軽に使えるので業務スーパーの中でも人気商品のひとつです。
おすすめのレシピはあるのでしょうか。

スー子さん「なすの煮びたし。秒でできる」

作り方は、揚げなすを耐熱皿に入れ、めんつゆと水を1：1で入れて対1で入れてレンジでチンするだけ。なすから油が溶け出し、とろけるような食感のなすの煮びたしが完成します。
他にも、業務スーパーのミートソースと合わせてチンすると、ワンランク上のなすのミートソースパスタをつくることができ、和洋どちらにもアレンジ自在、常備しておきたい逸品です。

レンチンでもっちもちのブワンブワン、現地の味が楽しめる

スー子さんが冷凍食品の中でも注目しているのが韓国直輸入の冷凍アイテム。業務スーパーは輸入品にも強く、独自ルートで現地から仕入れたアイテムが揃うのも魅力となっています。

キムチチヂミや韓国屋台の定番おやつ「ホットク」など本場の味が楽しめる冷凍アイテムが並ぶ中、スー子さん厳選の冷凍アイテム二つ目は「チャプチェ」です。

スー子さん「トレーに入ってるから、そのままレンジでチンして皿代わりにして食べられる。洗い物が出ない」

手軽さ以外にもおすすめする理由がありました。日本の春雨は原料に豆のでんぷんを使っていますが、チャプチェに使われている韓国の春雨はさつまいものでんぷん。そのため、太めの韓国春雨特有のモチモチ食感が甘辛の味付けと絡んで、美味しさを楽しめます。

たった5～6分で本格フランクミートパスタを作る冷食の裏技

スー子さん厳選の冷凍アイテム三つ目は「こだわり生フランク」。自社グループ工場で作る国産品で、普通のフランクは既に中に火が通っていますが、商品名の通り中が生肉フランクです。

ボイルしても美味しく食べられますが、スー子さんがおすすめの活用法がありました。

スー子さん「このまま茹でて食べるのではなく、アレンジしようと思う。ミートソースパスタを作ろうと思います」

材料は、スパイシー味の生フランクにトマト缶やセロリ、冷凍刻み玉ねぎなどシンプルなものを使用。

いきなりナマフランク生フランクの皮を剥いて中身を絞り出します。フランクの中身はニンニクやスパイスなどで既に味付けされており、お肉のゴロゴロ感もある万能の肉だねになります。それを、玉ねぎ・セロリと一緒に炒め、トマト缶・ケチャップ・ウスターソースを入れて煮詰めたら簡単にミートソースが完成です。

たった5～6分で本格ミートパスタができます。ジューシーなお肉のゴロゴロ感と、様々なスパイスの奥行きある味わいが楽しめます。

様々な冷凍食品がお手頃価格で売られている業務スーパーの厳選アイテム、一度試してみたくなるものばかりでした。
CBCテレビ「チャント！」3月29日の放送より。