見どころ完全攻略!動物園マニアが教える秋の「東山動植物園」
飼育動物日本一を誇る「東山動植物園」(名古屋市千種区)では、11月17日(日)まで秋まつりを開催中。飼育員によるアニマルトークなど、イベントが盛りだくさん!そこで、普通に行ったらなかなかお目にかかれない生き生きと動き回る動物たちの貴重な姿など、この時季ならではの見どころを動物園マニア・吉田はぐさんが教えてくれました。
明るいのは開園から1時間だけ!自然動物館
夜行性動物や爬虫類などを飼育している「自然動物館」では、コツメカワウソやフタユビナマケモノなどを展示。オススメの時間帯は、開園直後。普段は薄暗い館内ですが、開園から約1時間だけ明るいので、動物たちの体の模様や顔の表情がはっきり見られます。
中でも、はぐさんが「明るいうちに見て欲しい」という激レア動物は、ジャコウネコ科の「ケープジェネット」。国内で展示しているのは東山動植物園だけ!貴重な動物を、間近でじっくり観察できます。
国内展示は東山動植物園だけ!コモドオオトカゲ
この夏やってきた話題のコモドドラゴンこと「コモドオオトカゲ」のタロウは、連日多くの人で賑わう人気もの。世界最大級のトカゲだけあって、間近で見ると大迫力!午後はおやすみモードのことが多いですが、午前中は活発に動く様子が見られるのでオススメです。運が良ければ、高い場所からダイブする貴重な姿が見られるかも!?
5頭の赤ちゃんが勢ぞろい!ツシマヤマネコ
長崎県の対馬にのみ分布する国の天然記念物「ツシマヤマネコ」に、今年5頭の赤ちゃんが誕生。その赤ちゃんたちを、期間限定で特別に公開中。かわいらしい姿をそろって見られるのは今だけ!「耳の後ろに害のない色素で着色しているため、色で見分けられる」と、はぐさん。涼しい秋だからこそ、より元気な姿が見られるのでオススメです。
動物たちが活発に動きだすもぐもぐタイム
午後1時は、コアラのもぐもぐタイム。一日の大半を木の上で寝て過ごすコアラも、この時ばかりは活発に動きます。注目は、2023年10月に誕生した赤ちゃんの「もなか」。愛くるしい姿は必見です。また、午後4時には運が良ければシセンレッサーパンダのもぐもぐタイムも。つぶらな瞳に癒されること間違いなし!
ホッキョクグマなど寒い地域で育つ動物たちは、冬に備えて毛が生え変わり、フワフワの冬仕様に。「より一層かわいさが増す」と、はぐさんは言います。他にも、見どころは満載!みなさんも、「東山動植物園秋まつり」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
東山動植物園
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
電話:052-782-2111
2024年10月12日(土)放送 CBCテレビ『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』 ※記事の情報は放送日時点のものです。